見出し画像

ストレングスファインダーを見ながら自分はマーケティングに向いているのか考える

こんにちは、おいとま(@not_barikyari)です。
ベンチャー企業で、BtoBマーケティングの仕事をしています。

今朝、こんなTweetをしたのですが、自分の資質を見たときに、果たして自分はマーケターに向いてるのだろうか?とふと疑問に思ったのであらためて調べてみることにしました。

ストレングスファインダーとは

いまは、名前が変わっているっぽいのですが、アメリカのギャラップ社が提供しているテストで、177問の質問に答えると自分の強みがわかる、というものです。

前職でこの本が全員に渡され、受けるよう言われました。
チーム内のメンバーの強みがわかるので、チームビルディング等に利用されるようです。

受けてみると面白くて、同じチームのメンバーの上位5項目を並べると、「なんかわかるー!」って人と「えっそうなの?」という人がいます。
個人的にはどっちにもハイパフォーマーはいたので、どっちがいいとか悪いとかではなさそうです。というか外に見えやすい資質とそうじゃない資質があるのかも知れません。

私のストレングスファインダー

ということで、私のストレングスファインダー、上位5項目はこちらです。

・共感性
・適応性
・慎重さ
・成長促進
・達成欲

これを見た知り合いは大抵「慎重さ」入ってる人初めてみた!と言います。
私も自分でびっくりしているし、その資質は強みなのか?とも思いますw

共感性とは

「共感性」の資質が高い人は、自分を相手の状況に置き換えて考えることにより、相手の感情を察することができます。

おお!これはなんだかマーケに活かせそうな予感がしますね。
ただ、なんか色々調べてみたのですが、やや第六感チックに書かれがちで、公式は訳文がちょっと怖いですねw

・あなたは周囲の人の感情を察することができます。彼らが感じていることを、まるで自分の気持ちであるかのように感じることができます。本能的に彼らの眼で世の中を見ることができ、彼らの見方を理解できるのです。
・あなたは必ずしもそれぞれの人の物の見方に賛成するわけではありません。必ずしも一人ひとりの困難な状況を哀れむわけではありません。哀れむのは、共感ではなく同情です。
・あなたは必ずしも、それぞれの人の選択を受け入れるわけではありませんが、理解します。そして、この本能的に理解する能力は素晴らしい力を持っています。
・あなたは言葉に発せられない問いかけを感じ、人々が何を必要としているかを理解します。他の人が言葉を探して苦労しているとき、あなたは適切な言葉を適切な言い方で自然に発することができます。
・あなたは、人々が自分の感情をうまく言い表せるように手助けします。あなたは、彼らが感じていることを表現するのを手助けします。このすばらしい力によって、人はあなたに惹かれるのです。

マーケティングに活かせるかどうかで考えるなら、「ターゲットのニーズ」や「言語化できていないペイン」を探してそこに刺さるコンテンツを作るのに活かせそうとポジティブにとらえておくことにしましょう。
事例コンテンツを作る際にたまにユーザーの方に言ってもらえる「自分でもうまく言語化できていなかった部分を言語化して整理していただきありがとうございます。」は共感性に助けられているのかも知れません。

個人的には資質の活かし方に載っていたこちらの方が参考になりそうです。

・一日の終わりに、気持ちを開放するための日課を決めるようにします。そうしないと、「共感性」の才能が時としてあなたを疲れさせてしまうかも知れません。
・黙っていることが大切な場合もあります。あなたには、言葉を発しなくても気持ちをわかってくれると周りの人に感じさせる才能があります。時間をかけて、言葉に頼らないコミュニケーションのスキルを磨くようにしましょう。

黙っていようと思います。このオンライン全盛時代に、言葉に頼らないコミュニケーションスキルというのはZoom越しの顔芸とかになるんでしょうか…

適応性とは

「適応性」の資質が高い人は、流れに沿って進むことを好みます。「今」を大切にし、それぞれの時点で進む方向をひとつずつ選択することにより、将来を見極めます。

これもめちゃめちゃ今の私を表しているようで怖いのですが、以下を読んでさらに怖くなりましたw

・あなたにとって今この瞬間が最も重要です。あなたは将来をすでに決まっているものとは考えていません。将来というのは、今あなたが行う選択によって変わっていくものだと考えています。したがって、あなたは1つひとつ選択しながら将来を見つけていきます。これは計画がないということではありません。おそらく計画は立てているでしょう。たとえ計画が予定どおりに行かなくなったとしても、「適応性」の資質によって、あなたはその時の要求に積極的に対応することができます。
・急な要求や予期せぬ回り道を不快に感じる人も中にはいますが、あなたは違います。あなたは、そうなることを予期しています。それらは必然のことであり、実のところ、あなたはある程度それを待ち望んでいます。
あなたは生まれつき大変柔軟性のある人です。仕事上の必要から同時にいくつものことに注意を払わなければならない場合でも、常に生産性を保つことができます。

急な要求…
これベンチャー企業で働く人にはあるあるなんですが、、、

うん、こういうことよくあるので、マーケティングに限らずベンチャー企業で働くには必要ですね。

きっちりとスケジュールが組まれていたり、結果が予測できたりするような仕事は避けます。こうした任務はすぐにあなたをいらいらさせ、息を詰まらせ、独立心を無気力なものに変えてしまいます。

とりあえず、今抱えているルーティンワークはなくそう…と思いました。

慎重さとは

ベンチャー企業で働きながら何が慎重さだよ!なんで大手企業辞めたんだよwと思ってしまいますね。

「慎重さ」の資質が高い人は、決定や選択を行うときに細心の注意を払います。あらゆる道のりには、危険や困難が待ち受けていると考えています。

きっと、大手企業にいても危険や困難があると考えたんですかね…?

・あなたは用心深く、決して油断しません。あなたは自分のことをあまり話しません。あなたは世の中が予測できない場所であることを知っています。すべてが秩序正しいように見えても、表面下には数多くの危険が待ちかまえていることを感じ取っています。あなたはこれらの危険を否定するよりは、一つひとつを表面に引き出します。そうして、危険はひとつずつ特定され、評価され、最終的に減っていきます。
・いうなれば、あなたは毎日の生活を注意深く送る、かなりまじめな人です。例えば、何かが上手くいかない場合に備えて、あらかじめ計画を立てることを好みます。あなたは友人を慎重に選び、会話が個人的な話題になると、自分のことについては話をせず、自分自身で考えることを好みます。誤解されないように、過度に誉めたり認めたりしないように気をつけます。
・人になかなか打ち解けないという理由で、あなたを嫌う人がいても気にしません。あなたにとって、人生は人気コンテストではないのです。人生は地雷原を歩くようなものです。他の人は用心せずにこの地雷原を駆け抜けることを選択するかもしれません。しかし、あなたは違う方法をとります。あなたは危険を明確にし、その危険が及ぼす影響を推し量り、それから慎重に一歩ずつ踏み出します。あなたは細心の注意を払って進みます。

嫌われる勇気!いや全然持ててないわwその勇気持てずに生きづらいわ!
マーケティングでこの資質発揮できてるとしたら、プロジェクトマネジメントの観点では活かせるときがあるかも…。そう言われてみたら無自覚にリカバリープランは常に持っているかも知れないし…

・慎重に意思決定を行うプロセスを説明するようにします。リスクを強調するのは、リスクの制御と低減が目的であることを明確にします。「慎重さ」の資質を、行動することを躊躇し恐れることだと誤解されないようにしてください。
・「指令性」、「自己確信」、「活発性」の資質の高い人とパートナーになるようにします。このような人と協力すれば、多くの健全な意思決定をして実行できるようになります。

ビビってると思われないように説明責任を果たします。
そしてパートナー募集します!(ここは仕事上の意味ですw)

成長促進とは

「成長促進」の資質が高い人は、他の人の持つ可能性を認識し、それを伸ばします。小さな進歩の兆候を見逃さず、成長の証に満足感を得ます。

これが…できてないんだよ…
資質があるとしても発揮できてないんだよ…

・あなたは他の人たちが持つ潜在的な可能性を見抜きます。実際のところ、潜在的な可能性があなたの見ているすべてであることも多いのです。あなたの考えでは、完全にできあがった人間は存在しません。誰もが進歩の途上にあり、可能性に溢れています。だからこそあなたは人々に惹きつけられるのです。
・あなたが他の人と関わりを持つとき、目標としているのは彼らに成功を経験させることです。あなたは彼らを挑戦させる方法を探します。彼らの能力を伸ばして成長させるための、興味深い経験を計画します。そしてその間ずっと、あなたは成長の兆候を探しています。

ただ、読んでみて思ったのはこれは必ずしも一緒に働く人に向けられるべきものでもないのかも知れません。

もともと、カスタマーサクセスの仕事をしていたのもあって、他の人をユーザーに置き換えたら割と活かせていたんだな…と思います。
人を育てることはできないけど、ユーザーを成功させることに価値を見いだせる限りはマーケティングの仕事を続けていけそうです。

達成欲とは

「達成欲」の資質が高い人は、並外れたスタミナがあり、旺盛に仕事に取り組みます。自分が多忙で生産的であることに、大きな満足感を得ます。

いや、、、おいとまだよ?お豆腐メンタルだよ?
でも社内ではパワー系マーケターに分類されているのはこれのせいですね。

・「達成欲」の資質は、あなたの原動力をうまく説明してくれます。達成欲は、絶えず何かを達成していたいというニーズだと言えます。あなたには、毎日がゼロからのスタートのように感じられます。あなたはその日の終わりまでに、何か具体的なことを成し遂げ、満足しなければなりません。
・どんなに今日は休もうと思っていたとしても、どんなに小さなことでも、何らかの形で何も達成せずに一日を過ごすと、あなたは不満を感じます。あなたは自らの内部に燃え盛る炎を抱えています。
・一つ何かを成し遂げるとその炎は一瞬静まりますが、またすぐに燃え出し、次の目標へまた次の目標へと、あなたを前進させ続けます。達成することに対するあなたの強い欲求は、必ずしも論理にかなっていないかもしれません。方向すら定まっていないかもしれません。しかし、常にあなたについて回ります。
・「達成欲」の旺盛なあなたは、このわずかに満たされない気持ちとうまく付き合っていけるようにしなければなりません。これには利点があるからです。それは長い時間燃え尽きることなく働くために必要なエネルギーを、あなたに与えてくれます。新しい仕事やむずかしい仕事に取りかかる時、いつでも頼ることができる起爆剤なのです。これがエネルギーの源となって、あなたは職場のチームのペースメーカーとなり、生産性のレベルを上げることができます。これが、あなたを動かし続ける資質なのです。

いや、ポケモンにたとえるならこおりタイプだと思ってた…

・「規律性」や「目標志向」の資質の高い人とパートナーになるようにします。このような人から、エネルギーをできるだけ効率良く使う方法を学ぶことができます。
・自分で作業量を調節しながら生産性を管理できる仕事を選びます。そのような環境ではリラックスして、生き生きと働くことができます。
・よく働く人と一緒に仕事をします。目標の達成に向けて協力できるよう、彼らと目標を共有します。

引き続きパートナーを募集します。よく働く人がいいですw
(ここは仕事上の意味ですw)
自分で作業量を調節しながら生産性を管理できる仕事…は、マーケティングにほかならないと思っているのですがいかがでしょうか?
作業量を調節って書くとあまり聞こえが良くないんですが、考えて考えて工夫して成果を最大化するのがマーケティングの仕事の楽しさだと思うので。

さいごに

結局、自分がマーケティングの仕事に向いてるのか?というと
「向いてると思いたい…活かせてる部分もまだまだ活かせそうな部分もあるし…」というのが結論です。

ただ、もともとストレングスファインダーに着目するきっかけになった、「人を育てる」とか「人に教える」みたいな部分は…やっぱりできてないなとあらためて考えさせられるきっかけになりました。


思ったより長くなってしまった…。
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます!


この記事が参加している募集

いただいたサポートで豆苗を買って2回ぐらい再生栽培します!