見出し画像

new pink

世界を反対に回す
バスケットボールみたいに
人差し指の上
その勢いが止まるまでは
私だけの未来だった
.
奪えない
たった一つが
欲しかった
.
勝手に泣いても
乾くから
少しでも濡れていたくて
バスタブの中に沈む
浮かんでゆく泡に
声を預けて
このままなんて
やっぱりまだ
赦してはくれなくて
.
.
心を後ろから覗く
ドキュメント映画みたいに
四角い窓の外
また空白が埋まるまでは
私だけの時間だった
.
選べない
たった一つで
居たかった
.
必死に飛んでも
堕ちるから
少しでも真似てみたくて
ポケットの中で黙る
向かってくる風に
羽を休めて
それからなんて
やっぱりまだ
信じてはくれなくて
.
.
不自由を嘆く自由まで
独りになろうとも
捨てられるはずがなかった
.
勝手に泣いても
乾くから
少しでも濡れていたくて
バスタブの中に沈む
浮かんでゆく泡に
声を預けて
このままなんて
やっぱりまだ
赦してはくれなくて
.
#20170824s
#ポエっちゃお
#ポエム
#poem
#lyrics
#ssw
#歌詞
#가사
#作詞
#작사
#作曲
#japan
#kochi
#高知
#妄想の作詞
#歌詞のサブスク


何番目の世界なら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?