三分
たった三分で
世界が生まれる瞬間を
僕は知っている
.
言葉にするのならば
生まれるというよりも
見つかるの方が
正しいのかも知れない
.
その人は
目がいいのではなく
ただふっと
地元の道を歩くように
実家へ帰るように
迷いなくそこへ足が向かう
時々道草を食いながら
誰も知らない世界を見つける
.
.
ものの三分で
余聞が拡がる感覚を
僕は知っている
.
憶えているとすれば
喜びというよりも
淋しさの波が
大きいだけの砂浜
.
その日々は
眠たいのではなく
どうしても
明後日の空を想うように
昨日を暮らすように
迷いつつそこへ足が向かう
散々溜め息を吐きながら
僕も知らない世界におやすみ
.
.
ざっと三分で
世界を救えるヒーローを
いつも待っている
.
僕は知っている
.
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白色の雲と灰色の雲。それはずっと雲の色だと思っていた。でも、空一面の白色の雲を見たことがないように、ぽつんと青空の中にある灰色の雲を見たことがないように、それはもしかすると色ではないのかも知れないと、ふと考えた。
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