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遠からず、でも見えないもの

色づき始める
宵の月には
意味があるんだって
おじいちゃんが言っていた
.
それは独り言のようでも
語りかけるようでもあったな
.
花盛りの足許に
人知れず吹き抜ける風
眠る鳥の目蓋に触れ
遠い頃を思い出させる
あなたのように
染まりながら
.
.
あれは絵空事のようでも
口が滑るようでもあったな
.
花かがりの焼け跡に
薄っすらと立ち上る湯気
黙る星のまにまに消え
見える位置を思い浮かべる
あの日のように
震えながら
.
花盛りの足許に
人知れず吹き抜ける風
眠る鳥の目蓋に触れ
遠い頃を思い出させる
あなたのように
染まりながら
.
.
移ろい始める
傍の雲には
果てがあるんだって
おじいちゃんが言っていた
.
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春二十番くらいにはなっているのではないのかと思うくらい、この頃は風の強い日が多い。

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