フルーチェ

フルーチェを作りたい人生だった
あのコマーシャルの中の
絵に描いたようなしあわせが
今さら恋しいなんてね
.
.
至って普通と思われる道を
特に大きな苦難もなく
ふらふらと通ってきたつもり
全然楽しかったしさ
.
ただずっと気になっていた
その実体が掴めないまま
大きくなった今日、ふと何かに触れた
.
たとえば
フルーチェを作りたい人生だった
あのコマーシャルの中の
絵に描いたようなしあわせを
知っていたかったなんてね
今からだって作れるけれども
そうではないって
判っているから
.
.
ただもっと落ち着きたくて
その妄想も程々にして
離れていったのに、また何かに触れた
.
たとえば
フルーチェをこぼしたい人生だった
あのコマーシャルの中の
笑っちゃうようなコメディを
やってみたかったなんてね
これからだって間に合うけれども
そうではないって
判っているから
.
.
ただちょっと間違っていた
この感覚を丸め込むには
まだ若かった今日、その何かが割れた
.
あなたと
フルーチェを作りたい人生だった
あのコマーシャルの中の
絵に描いたようなしあわせを
知っていたかったなんてね
今からだって作れるけれども
そうではないって
判っているのに
.
#ポエっちゃお
#poem
#lyrics
#詞
#歌詞
#作詞
#作曲の練習
#ポエム
#japan
#kochi
#高知
#妄想の作詞


夜は眠るもので、朝は起きるもの。そうだった。それがデフォルトだった。大人の特権だと思っていた夜更かしも、ただの時間のずれなのかも知れない。寝る人は寝ているから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?