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一番遠い雲

それぞれに泣く夜
人知れずとも
やがて流れ着く先には
きらきらと
.
舟に引かれた光
その色は
七つどころではない
.
ここから一番遠い雲を
今日も静かに見つめている
何かの拍子で
降りかかってこないかと
落ちる訳もない
その柔らかさのこと
考えている
ここから一番遠い雲は
気づくと
すぐ近くにあった
.
.
どうしても止む雨
仕方ないから
きっと思い出す頃には
まざまざと
.
酒に呑まれた瞳
それ故に
語るところなどない
.
それから一番遠い雲が
やけに何度も変わってゆく
いつもの調子で
覆ってくれるなと
判る筈もない
その懐かしさのこと
考えている
それから一番遠い雲は
気づくと
また誰かのように
.
.
たった一回を
何度も何度も何度も
繰り返す
.
ここから一番遠い雲を
今日も静かに見つめている
何かの拍子で
降りかかってこないかと
落ちる訳もない
その柔らかさのこと
考えている
ここから一番遠い雲は
気づくと
すぐ近くにあった
.
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空の向こうの風まで。

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