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やさしい毒

涙らしく
素直に
頬を滑って
落ちるべきだったんだ
.
今のままでは
きっと報われない
最期まで
.
時効のように
その時が来ると
消えてしまうような
思いがけない夢でもなお
忘れたくはないと
心に留めれば
幽かな吐息に混ざって
声が洩れる
言いたかったんだ
痛かったんだ
.
.
一つ一つ
綺麗に
夜を洗って
落とすべきだったんだ
.
独りきりでは
ずっと救われない
最初から
.
希望のように
その風を読むと
染めてしまうような
取るに足りない熱こそまた
残したくはないと
心を替えれば
小さな背中に限って
声が詰まる
知りたかったんだ
居たかったんだ
.
.
望んで呑んだ
毒に醒まされる
生かされる
.
時効のように
その時が来ると
消えてしまうような
思いがけない夢でもなお
忘れたくはないと
心に留めれば
幽かな吐息に混ざって
声が洩れる
言いたかったんだ
痛かったんだ
.
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消えたい光もあるだろう。

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