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ノクターン

忘れられるのならば
そんな奇跡でも
縋りたくなるのだろうか
たった一度の夢で
.
夜明けの短さ
足を止め
吸い込んで冷ます熱
.
潔く散った
花は美しかった
示し合わせたかのような
群像が眩しかった
約束もせずに
どうやって
そう訊く人もなくて
声は濡れたまま
同じアスファルトの上へと
堕ちて転がる
.
.
演じられるのならば
どんな悲劇でも
信じたくなるのだろうか
やっと独りの筈が
.
終わりの始まり
訳もなく
呑み込んでくだす肚
.
なんとなく待った
朝は美しかった
語り尽くしたかのような
沈黙が優しかった
歓びもせずに
いつだって
もう知る人もなくて
花は朽ちたまま
違うアプローチの番でも
好きに通じる
.
.
これで最後と
言いながら
また角を曲がる
.
潔く散った
花は美しかった
示し合わせたかのような
群像が眩しかった
約束もせずに
どうやって
そう訊く人もなくて
声は濡れたまま
同じアスファルトの上へと
堕ちて転がる
.
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雨も生きている。

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