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日にち薬

今日はプリンを
真ん中から食べた
ぽっかり空いたその穴は
何で満たせばいいの
.
揺れる枝先の葉っぱが
落ち葉になって枯れ葉になる
それが世の常
.
誕生日が来る度に
思い出したように確かめる
今日までの道のりのこと
明日からの行き先のこと
心配はしなくてもいい
そういう風にできている
いつかいつかを
胸に抱えて
.
.
今日は日記を
字でなく絵で書いた
はっきり浮いたその箇所が
急に恥ずかしくなる
.
拭う指先の涙が
涙のままで乾いてゆく
それが世の常
.
誕生日が来る度に
思い出したように確かめる
今日までの道のりのこと
明日からの行き先のこと
心配はしなくてもいい
そういう風にできている
いつかいつかを
.
.
思わず蹴飛ばした小石と
今夜の流れ星たちに
大きな違いがあるとすれば
それは捜していたということ
.
誕生日が来る度に
思い出したように確かめる
今日までの道のりのこと
明日からの行き先のこと
心配はしなくてもいい
そういう風にできている
いつかいつかを
胸に掲げて
.
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小春どころではない日和。夏が忘れものを取りに帰ってきたのか、たまたま冬が遠出をしてしまったのか、宙ぶらりんのそんな秋が、自分のようで。

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