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呼吸

簡単に眠れるなんて
いつぶりだろう
と考えながら
布団の奥へと沈んでゆく
.
もう二度と
醒めない夢の中でも
呼吸は止まない
.
不自然に
心ゆくまでは
黙っている
届かないくらいが
ちょうどよかったのに
それでも
これはどうしてか
浮き輪も持たないで
堕ちてゆく底
.
.
永遠に眠れるなんて
今さらだろう
と間違えながら
瞳の奥へと潜ってゆく
.
もう一度
逢いたい夢の中こそ
呼吸は尽きない
.
不器用に
思い出すまでは
笑ってみる
戻らないくらいが
ちょっとよかったのに
そのまま
これはどうなるか
終わりも待たないで
濡れている頬
.
.
向かい合っていたから
いつだって
背中を任せられた
.
不自然に
心ゆくまでは
黙っている
届かないくらいが
ちょうどよかったのに
それでも
これはどうしてか
浮き輪も持たないで
堕ちてゆく底
.
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忘れたての季節。

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