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踏みしめた落ち葉が
乾いた音を立てて割れる
そうやって
奏でられる春に
懐かしさは居ない
.
何度見ても新しい花は
吹き荒ぶ風と
舞い踊る
.
知らぬサクラ
誰のため
限られた時の中で
らんらんと
知らぬサクラ
今だけの
捨てられた夢の中で
やうやうと
春になる
.
.
決めつけた終わりが
仰いだ空を染めて暮れる
そうやって
忘れられる頃に
愛おしさは来ない
.
何を見ても美しい訳は
逃げ惑う月を
追いかける
.
浮かぬサクラ
誰のせい
望まれた日々の中で
のうのうと
浮かぬサクラ
今さらに
抱き寄せた腕の中で
てふてふの
羽になる
.
.
呑み込んだ声はつまり
吐いた息のまま
花びらを濡らした
.
知らぬサクラ
誰のため
限られた時の中で
らんらんと
知らぬサクラ
今だけの
捨てられた夢の中で
やうやうと
春になる
.
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もう夏が怖い。

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