ぴゅう

絵に描いたような雲が
空のど真ん中で
寝転んでいるのか
じっと動かない
.
物は試しと
一思いに
息を吹きかけてみるも
気の抜けた口笛が
ぴゅうと鳴っただけ
.
想像力は
せめて上向きで
無限を知らない宇宙の
小さな星の僕らには
変えられるものと
変えられないものがある
譬えばあの空の雲のように
.
.
目の覚めるような恋が
夢のど真ん中で
寛いでいるのか
やけに大人しい
.
手に届くはずの恋は
胸のど真ん中で
始まっているのか
少し騒がしい
.
道は遠いと
わざとらしく
溜め息を吐いてみるも
間の抜けた口笛が
ぴゅうと鳴っただけ
.
想像力は
もっと前向きで
不思議が尽きない世界の
小さな島の僕らには
止められるものと
止められないものがある
恐らくこの長い恋も然り
.
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爪の隙間に残った青い絵の具。懐かしむには十分な欠片。久し振りであまり上手くは描けなかったけれども、立派な達成感は確かにあった。

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