ヒーロー

たった数分で
世界を救ってくれる
貴方になりたくて
肩を温める
.
ものの数秒で
脆くも剥がれてしまう
勇気のかさぶたが
顔を覗かせる
.
強さよりも
何度も立ち上がる
逞しさが好きだった
.
今日もまたここまでか
そんなことを呟いた
そのまま涙まで流せたら
どんなによかったか
大きくなった体の分だけ
涙も道に迷ったらしい
泣けない訳ではないんだ
.
.
どのタイミングで
夕日に変わってしまう
見逃したくなくて
空を確かめる
.
怠さよりも
答えの判らない
恐ろしさが長かった
.
今日もまたそれだけか
そんなことを考えた
どうやら時間だけ戻せても
そんなに違ったか
賢くなった画面の中でも
自信は直に持てないらしい
不思議なことでもないんだ
.
明日もただそれなりと
そんなことで諦めた
あれから世界こそ同じでも
どれほど願ったか
赤く染まった瞳の淵から
自ずと二つ零れたらしい
悲しい訳ではないんだ
淋しい訳ではないんだ
泣きたい訳でもないんだ
.
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夜の後、ほんの一瞬朝が来て、昼だったことに気づいた時には、もう夕方。
時間が、時計が、お腹が、テレビが、スマホが、僕に今のほんの少し後を知らせる。
いつも手遅れ。でも全部ぼくのせい。

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