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花束と炭酸

涙には
溶けきらない
愛しさの成分が
浮かんでは弾けて
潔く割れながら消える
.
数えられるくらいならば
暇潰しにでも
するつもりだったのに
.
抑えられなくて
呑み込んだ
もう勢いに任せて
忘れてしまおうとした
その痛みには
慣れている筈なのに
同じだけ
また涙に変わった
温かいまま
落ちてゆくのを
黙って信じた
.
.
時間には
超えられない
淋しさの一端が
曲がっては離れて
美しく朽ちながら遺る
.
育てられるくらいならば
お友達にでも
なるつもりだったのに
.
抱えられなくて
吐き出した
あの優しさに甘えて
守ってもらおうとした
この奇跡には
酔えている程なのに
少しだけ
また隣りで眠った
懐かしいまま
増えてゆくのを
笑って赦した
.
.
道端に花束と炭酸
あっという間に
褪せるから僕も焦る
.
抑えられなくて
呑み込んだ
もう勢いに任せて
忘れてしまおうとした
その痛みには
慣れている筈なのに
同じだけ
また涙に変わった
温かいまま
落ちてゆくのを
黙って信じた
.
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かぴかぴの思い出。

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