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とことん

十月暮れの蚊のように
そんな慈悲を私にもください
.
.
最後まで走り切った人が偉いなんて
一体何処の誰が言っているの
その人の靴底は
どのくらい減っているの
.
それでも他人のせいや
ネガティブで終わらせないで
それじゃまた独り言
.
どうせならばとことん
優しい人になりたい
ついでにとことん
明るい花でありたい
気が滅入るような曇り空に
一筋差し込む陽射しがくれた
あの元気を分けてあげる
演技でもいい
ならばとことん
.
.
最後まで守れなかったから弱いなんて
一体何処の誰が言っているの
その人の溜め息は
どのくらい清んでいるの
.
どうやら運も尽きて
ポジティブで勝ち越せなくて
これじゃまた巻き戻し
.
どうせならばとことん
眩しい星になりたい
ついでにとことん
冷たい夜でありたい
目が醒めるような茜空に
一滴混ざったジレンマが残す
あの勇気を見せてあげる
.
どうせならばとことん
優しい人になりたい
ついでにとことん
明るい花でありたい
気が滅入るような曇り空に
一筋差し込む陽射しがくれた
あの元気を分けてあげる
演技でもいい
ならばとことん
.
.
でも本当は
十月暮れの蚊のように
そんな慈悲を私にもください
.
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いつもとは違う道を通ったら、この秋になって初めてというのか、ようやく金木犀の香りを見つけることができた。嬉しかったな。
それと全く同じ体験をしている人とも共感し合うことができて、それも嬉しかったな。

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