部屋着の声

咄嗟に出た声は
思いの外優しくて
そのままの姿で
届いてくれた
.
手書きの言葉が
目に見えて
染み入るように感じた
.
.
咄嗟に出た声は
続け様に上擦って
ぎこちない姿で
笑ってくれた
.
手書きの言葉が
目に見えて
際立つように感じた
.
.
折々の色を
選び損なっても
.
手書きの言葉が
目に見えて
広がるように感じた
あれほど遠く
輝いていた光にも
今ならば逢えそうだった
.
手書きの言葉が
目に見えて
張り切るように感じた
あれほど固く
絡まっていた目線こそ
今ならば慣れそうだった
.
手書きの言葉が
目に見えて
集まるように感じた
あれほど脆く
膨らんでいた泡まで
今ならば割れそうだった
.
.
咄嗟に出た声は
当たり前に強張って
遣る瀬ない姿で
教えてくれた
.
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洗っても洗ってもまた汚れてしまう。なのに、だからと言って洗わないなんてことにもならない。洗車をしながら、そんなことを考えた。決して上手いとは言えないが、心は込めたつもり。

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