見出し画像

息止めと動脈血酸素飽和度

息を吐ききってからしばらく止めると、30秒ほど遅れて、動脈の酸素飽和度が下がります。呼吸を回復させても、10秒ほどは、下がったままです。そのあと、すぐに元に戻ります。

この数値は、パルスオキシメーターという、指先にクリップのようにはめる機器で測定できます。

健康な人であれば、その値は平常時100%近いのですが、息止めを行うと、85~95%に低下します。つまり体の中が、本来保ってほしい酸素から不足した状態です。この一時的な低酸素状態は、体へのポジティブな刺激になります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?