脳科学的に記憶の定着を図るには、インプット<アウトプットの黄金比をご存じですか?
こんにちは、精神科医よしのです。
勉強や学習などで、脳に新たな情報をインプットしてそれを定着するときに、
「書く」(パソコンでアウトプットも手を動かすのでOK)「話す」「人に教える」「人に紹介する」「レポートにまとめる」などといった
運動性の記憶(運動神経を使った記憶)を使うと、ほとんど忘れることがな
いと言われています。
確かに私も、患者さんに病状など、産業医で健康講話など、
違う場所で同じ話をしているので、
いつの間にか丸暗記していて、自然に口をついて出ます。
脳はインプットだけでは学んだ内容を記憶できないと言われています。
使う情報のみを記憶としてとどめる性質があるので、
記憶するためには話したり書いたり運動性の記憶にすることが
必要なのです。
ですから、皆さんも大人になって色んな学びや講座に行ったら
その学びを傍から、アウトプットしていきましょう。
自分の脳の記憶のために必要だからです。
また、インプット3に対し、アウトプット7という黄金比をご存じですか?
3時間講義で学んだら、7時間は書き出す、人に教える、話す、アウトプットするのがお勧めです。
今、同時並行で色んな学びをしているという
インプット過多の方こそ、なおさらアウトプットの場を作って
学びの定着・効果を最大に発揮できるようにしていきたいですね
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