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パラクライミングによる肩関節の痛みと骨格

~パラクライミング日本代表選手・濵之上文哉の鍼灸施術から~

それは一年前の4月に突然
知人からの連絡が発端だった。
知人『今日、クライミングジムに来れますか?』
小林『久々ですね(笑)偶然にも時間空いてますよ!』
出張鍼灸(往診鍼灸)を専門で行う私は
あまり…偶然にも時間が空いている事がない。

現ユニバーサルミュージック所属の和楽器バンドや
その他のアーティスト
モデル、芸能の宗家や家元、一般の患者さんを
出張(往診)しており予約制のためである。
そう!彼との出会いはこの偶然空いた時間があったから
こそ今がある。

クライミングジムに到着すると
話し込んでいる知人と選手がいた。
軽く挨拶を済ませ、
どんな症状や悩みがあるか聞くと
濵之上『肩が痛いはずなんやけど、腕かもしれん…うまく説明できん』
そう彼は言う。
私は一度診させていただく事にした。

初診の方でも何度も診ている方でも
身体のバランスチェックから行う
①均整という整体で骨格がどこに歪みやプレッシャーがかかっているか確認
②オステオパシーという日本語で整体で
さらに細かくバランスを精査する
③鍼灸の長野式にて腹部から内臓の状態や
東洋医学的に私自身の判断をする
④鍼灸でも現代医学(西洋医学)から診て
私自身の判断をする

診させていただいた結果!私自身の判断として
①の結果、クライミング時に左足へ重心を置くことが多く身体が左へと回旋している事がわかった。
座った状態で身体を左右回旋してもらい比較すると、右に極端に回旋動作が出来ない事が濵之上選手自身も小林が診ていてもわかった。
これは常に身体が左へと傾いており右に回旋すると抵抗が加わり回旋が当時できていなかった。

②の結果、①の左足荷重によっての弊害と考えるが恥骨のバランスがとれていない事が分かった。
主に恥骨の左側があがっており右側が下がっている状態であった。
オステオパシーのテストでは
・ストークテスト、フレクションテスト共に左+
・L3FRSR

③の結果、腹部瘀血+扁桃+シュガーポイント+火穴(肝と腎+)左帯脈+
肩甲下筋周囲+という状態であった。
③の腹診から瘀血がとても酷く圧痛があり次に扁桃の圧痛がある事から
長野式の瘀血処置と扁桃処置から始めることにする

④の結果、クライミング中の動作を観て濱之上選手自身と考えた結果
腕を上げて次のホールドを取りに行く動作が多くなると色々と痛みが①肩甲骨周囲から発生している事、その痛みが一番圧痛としてでるポイントが②棘上筋であった事を見つけた。

①~④で分かった事を取り除くと!
今まで最後まで完登できなかった課題が一発で完登!
痛みもなく最後まで登りきれた事を目の前で確認!

そして、なんと濵之上選手と年齢が同じで
誕生日も3日以内であることなど
色々な偶然が重なり意気投合
興味深い世界に引き込んでくれた知人に感謝して
チームビーチを設立
チームビーチのビーチとは濵之上選手の愛称『ビーチ』からである。
濵之上の『濵』からビーチらしい。


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