[ノースプレインファームの味に出会える店] カジュアルフレンチ cantine SEL カンティーヌ・セル (北海道 札幌市)
ノースプレインファームの商品は直営ショップのミルクホールだけではなく、メニューとしてレストランやカフェ、ホテルなどでも提供されています。
本日は「ノースプレインファームの味に出会える店」シリーズと題し、まずは第1回目として、札幌にある「cantine SEL(カンティーヌ・セル)」さんを紹介します。
チーズは生き物、変化を楽しみ、
料理としてどう活かすのかを考えるのが面白い
北海道、芦別市出身の黒滝シェフ。
学校を卒業後、神奈川県の葉山にある、老舗フレンチや日本料理店で10年間修行されたそうです。その後、自分のお店を出すということで札幌すすきの狸小路に、カジュアルフレンチの「cantine SEL」をオープン。
ノースプレインファームとのお付き合いは今から約10年ほど前、チーズのイベントの時に仲良くなったのがきっかけです。「cantine SEL」は今年でオープンして10年目。お店のオープン前からのお付き合いです。
「チーズは生き物、季節や生乳の状態。気温、湿度によって少しずつ出来が変わる。その変化を楽しみ、メニューとしてどう活かすのかが、シェフである自分の仕事だと思っています。」
その心強い言葉と共に10年。ノースプレインファームのチーズをお店で使っていただき、チーズの出来具合によって、お客様へ提供する料理を考えてくれました。
ちなみに、黒滝シェフは小さいころから乳製品が大好きで、牛乳は一日2リットルほど飲んでいたそうです。今は、結果的にチーズを数多く取り扱うようになったけど、乳製品好きの自分にとっては天職だとお話しされていました。
地産地消で北海道の魅力やおいしさを
多くの方に知って欲しい
ヨーロッパの地方にあるレストランは、その地元のワイン、野菜、チーズがメインで使われています。
例えば、フランスのブルゴーニュのお店はブルゴーニュ産のものがレストランに置かれ、料理として提供されている。ノルマンディであればシードルやカマンベールなど。
それぞれの地方がその土地で作る物に誇りをもっていて、その土地で採れた物を使った料理を、その土地で食べる「地産地消」を大切にしています。
地産地消により一次産業が守られ、放牧やワイン用のぶどう畑が見られる原風景を、自分たちが支えているという考えです。
自分たちが住む北海道も同じように、地産地消で農家、酪農家、チーズ工房の方の思いを、料理を通じてお客様に伝えていければと考えています。
北海道にも、こんなにいいものがあるんだよとお知らせしたいですね!そして、おいしいと感じたものを、直接買いに行きたいと思ってもらえると嬉しいです。
と、黒滝シェフ。
自社牧場で原料を生産し、乳製品を作っている私たちにとっても嬉しい言葉です。また、北海道内にある、多くのチーズ工房も黒滝シェフの想いに動かされ、今では20工房以上のチーズをお店で取り扱っているそうです。
また、黒滝シェフは、もっと気軽に北海道産チーズを楽しんで欲しいという気持ちから、今年7月に北海道産のチーズショップ「チカセル」をオープンしました。
こちらのお店は国内でも珍しい、北海道産チーズの量り売りも行っています。もちろん、ノースプレインファームのチーズも購入できます。
北海道産チーズを気軽に少しずつ色々と試してみたい、食べてみたい方は、チカセルにも足を運んでみてください。
cantine SELで食べられる
ノースプレインファームの製品を使った料理
「cantine SEL」で食べられる、ノースプレインファームの製品を使った料理で一番のオススメがこちら!
ノースプレインファームの「季節の有機セミハードチーズ」をふんだんに使用したリゾットです。
一般的にこのようなホールで作るリゾットは、パルミジャーノレッジャーノやグラナパダーノなどを使用するのですが、黒滝シェフは北海道産チーズを使った楽しいことをしたい。と、溶けやすいゴーダチーズをセレクト。
こちらはもちろん、「cantine SEL」でしか食べられない特別な料理で、贅沢に5㎏ホールの有機チーズを使用したリゾットは、国内でもなかなかお目にかかれない一品です。
熱々のリゾットをチーズにのせ混ぜると、チーズが溶けチーズの濃厚な風味と旨味がお米一粒一粒に絡みつきます。溶けやすいゴーダチーズだからこその絡みつきです。
こちらは時期によって「おこっぺ有機ハードチーズ」に変わったり、他のチーズ工房さんのチーズでも提供されますので、事前にお問い合わせをお願いします。
また、こちらも時期によって内容が変わりますが、8月にお伺いしたときのお通しは、桃、スペイン産のハモンセラーノと「おこっぺ有機ハードチーズ」を使用した一皿でした。
桃の甘味とハモンセラーノの塩味。熟成した「おこっぺ有機ハードチーズ」の旨味、アクセントにブラックペッパー、フレッシュなオリーブオイルのバランスが素晴らしいです。お通しですが、お代わりしたい一品です。
そして、このように北海道産の様々なチーズを楽しめる、チーズ盛り合わせもございます。
真ん中から左回りに
・ノースプレインファーム「有機セミハード 山椒チーズ」
・ニセコチーズ工房「セミハード 二世古 椛【momiji】」
・チーズ工房NEEDS「槲(かしわ)プレミアム」
・新札幌乳業 小林牧場「超熟手作りブルーチーズ」
ノースプレインファームのチーズだけではなく、北海道の様々なチーズ工房の味が楽しめる「cantine SEL」。
提供している野菜も、農薬不使用の自家農園で育てた野菜や、道産の有機野菜等を使用されているこだわりのあるお店です。
北海道の様々な種類のチーズが食べたい、北海道のチーズ、野菜等を使ったおいしい料理を食べてみたい方はぜひ、「cantine SEL」へお越しください。黒滝シェフが親切丁寧に教えてくれますよ。
今回、記事内でご紹介したノースプレインファームのチーズはこちらからもご購入できます。
・リゾットで使用 「季節の有機セミハードチーズ」
・お通しで使用「おこっぺ有機ハードチーズ」
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