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週末競馬予想🏇

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毎週行われている中央競馬の重賞(特にG1レース)を中心に、馬券力向上のため、今まで自分の頭の中だけで完結していた予想の思考プロセスを言語化して振り返ってみることにしました。 誰…
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2023年11月の記事一覧

2023年チャンピオンズC①(過去の傾向、コース適性等)

このチャンピオンズCというレースは、以前は「ジャパンカップダート」ということで東京2100で行われていたのですが、2008年に阪神1800へ施行条件が変わり、2014年からは「チャンピオンズカップ」として、今の条件(中京1800)で行われるようになりました。

ですので、まず過去の傾向を見るときには、ローテーションの面を除けば、2014年以降の9回分を参照するのが正しいように思っています。

そう

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2023年ジャパンカップ⑦(イクイノックス)

イクイノックス、強かったですね。

パドックは正直、ギリギリというか天皇賞秋のときのほうが凄みを感じたのですが、終わってみれば2着に4馬身差。

私の馬券の本線、①リバティアイランドー⑰スターズオンアースも、道中イクイノックスを追いかけて2、3着を確保しましたので、強かったです。

今日のレースでイクイノックス以外で思ったのは「ビュイック騎手上手いなぁ」ということです。

馬券のほうは「観覧料」程

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2023年ジャパンカップ⑥(買い目)

ちょっと朝ゆっくりしていましたが、東京競馬場へ向かっています。

ジャパンカップに関しては、あまり大きく勝負するレースではないかなと思いますので、ほんのお遊び程度で以下のとおり。

朝、起きたところで「ダノンベルーガ」が気になりまして、少しだけおさえておきたいと思います。

そして、遊び馬券(観覧料)ですので基本的に「イクイノックス」は本線から外すのですが、本命「リバティアイランド」からの馬単と、

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2023年ジャパンカップ④(実況…の妄想)

大欅の向こう、タイトルホルダーがパンサラッサをかわしにかかる。

そのタイトルホルダーの後ろには早くもイクイノックスが来ている。後方の各馬も徐々に差を詰めてきた。

さぁ、4コーナーを回って、先頭はタイトルホルダー。

残り400、イクイノックスが馬なりのままタイトルホルダーをかわして先頭。

一気に坂を駆け上がって後続を突き放しにかかるところに、外からリバティアイランドが並びかける。

馬場の真

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2023年ジャパンカップ③(逃げ馬)

今年のジャパンカップには、それぞれ体部は微妙に異なりますが、パンサラッサ、タイトルホルダーという2頭の強力な逃げ馬が参戦します。

以下は、①両馬の直接対決となった2022年の宝塚記念(タイトルホルダー1着、パンサラッサ8着)、②パンサラッサが大逃げして3歳時のイクイノックスの2着に粘った2022年の天皇賞秋(タイトルホルダーは未出走)、③パンサラッサ、タイトルホルダーとも出走していませんが、ジャ

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2023年ジャパンカップ②(天皇賞秋組)

前の稿で出走予定馬の中から馬券対象になる可能性のある馬を以下の6頭まで絞り込みましたので、ここからは各馬を精査していきたいと思います。

  イクイノックス
  スターズオンアース
  タイトルホルダー
  ダノンベルーガ
  ドウデュース
  リバティアイランド

まずは「天皇賞秋」組から見ていきます(爪のトラブルで回避したスターズオンアースに関しては、別の稿で書きます)。

▽ダノンベルーガ

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2023年マイルCS⑪(反省会)

ナミュール、藤岡康太騎手ごめんなさい。ムーア騎手抜きにして強かったです。乗り替わったからといって馬券から外した私が悪うございました。

それにしても、シュネルマイスターとセリフォスは馬場ですかねぇ?もがいてましたね。あと、何もかくにも、シュネルマイスターに関しては、スターターさん、もうひと呼吸待てなかったものですかね。セリフォスに関しても、パトロール見返すと4角で横滑りするような感じになってました

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2023年マイルCS⑩(馬場を踏まえつつ、ほぼ結論)

京都競馬場、今朝6時30分時点で稍重でした。仮にこの後、良馬場発表があっても、どうやら乾いたパンパンの馬場というのは望めなさそうです。

そうなるとシュネルマイスターは万が一にも飛ぶ可能性も少し考えておかないといけないかなと思います(といっても流石に掲示板は確保すると思いますが)。少なくとも土曜日は中団よりも前の馬で決まるような状況でした。

ということで、ほぼ結論。

三連複フォーメーション

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2023年マイルCS⑨(買い目…現時点ですが)

18日土曜日の京都競馬は1日中稍重で行われました。

明日の1レースまでに吸水ローラーがかけられたらわかりませんが、ひょっとしたらマイルCSは良馬場発表になったとしても、少し水を含んだ柔らかめの馬場で行われることになるかもしれません。

他方、マイルCSのオッズですが、シュネルマイスターが1番人気、セリフォスが2番人気、それにソウルラッシュ、エルトンバローズ、ナミュールと続いています。

シュネル

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2023年マイルCS⑧(なかなか悩ましい)

11月18日(土)6時30分現在のJRA発表によると、京都競馬場の天候は曇り、芝は稍重とのことです。ウェザーニュースでは昼前くらいまで雨が残るようなのですが、本番までにどのくらい馬場が乾いてくれるでしょうか(あるいは土曜日のレース終了後に吸水ローラーがかけられる気もしますが)。

現時点で、1番人気はシュネルマイスター、2番人気はセリフォス、3〜5番人気はソウルラッシュ、エルトンバローズ、ナミュー

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2023年マイルCS⑦(穴馬を狙うなら)

マイルCSの枠順が発表になりました。

セリフォス、シュネルマイスター辺りはまずまずの枠に入りましたので、両馬とも飛んで大荒れになることはなさそうです。

そうした中で買いたい馬、おそらくさほど人気にはならないであろうし、狙ってみたい馬が1頭いまして、その馬というのは「ジャスティンカフェ」です。

私がこの馬の戦歴から思うことは、①東京の1600〜1800がベスト(※)、②直線に急坂のあるコースよ

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2023年マイルCS⑥(セリフォスvsシュネルマイスター)

セリフォスとシュネルマイスター、いずれにしても1、2番人気を分け合うかたちになると思われますが、どちらを上にとるか、悩ましいですね。

▽セリフォス

▽シュネルマイスター

上記は、両馬の競馬場別成績です。

こうやって比べると両馬の違いは明確で、セリフォスのほうは割とムラなく色々な競馬場で好走している中で、とりわけ阪神コースは得意なように見える一方、東京競馬場では少し取りこぼし(馬券圏外)もあ

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2023年マイルCS⑤(富士S組)

富士SがマイルCSの主要ステップレースとして、相応に本番へつながっていることは、以前の稿で触れたとおりですが、今年の富士S組からは、「ナミュール」と「レッドモンレーヴ」の2頭に注目したいと思います。

富士Sは、55キロを背負ったナミュールに対してレッドモンレーヴは58キロ、直線はインで馬込みを捌いて33.8の脚で上り、見事1着となったナミュールに対して、大外から33.7の脚で0.2秒差2着のレッ

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2023年マイルCS④(フェミニスト?)

今年のシュネルマイスターのレース映像(毎日王冠、安田記念、マイラーズC)を見て、ひとつ思ったことがあります。

「ソングラインがいると勝てないのでは?」

そこで、シュネルマイスターのデビューからの国内外全レースを改めて調べて見ました。

ご承知のとおりシュネルマイスターは、3歳時、NHKマイルCでソングラインとのハナ差を制して優勝した後、安田記念に出走します。

安田記念以降は、古馬・牡牝混合の

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