2023年マイルCS⑥(セリフォスvsシュネルマイスター)

セリフォスとシュネルマイスター、いずれにしても1、2番人気を分け合うかたちになると思われますが、どちらを上にとるか、悩ましいですね。

▽セリフォス

▽シュネルマイスター

上記は、両馬の競馬場別成績です。

こうやって比べると両馬の違いは明確で、セリフォスのほうは割とムラなく色々な競馬場で好走している中で、とりわけ阪神コースは得意なように見える一方、東京競馬場では少し取りこぼし(馬券圏外)もあります。

一方、シュネルマイスターに関しては、今のところ、東京と京都では取りこぼし(馬券圏外)がありません。

以前の稿でも何度か触れたとおり、私の個人的な見方としては、「東京・京都⇒トップスピードの持続力、さらに上位クラスではそこからのひと伸び」、「中山・阪神⇒コーナーで徐々にギアをあげられる機動力や登坂しながら加速できるパワーと瞬発力」が求められるコースですので、今回、マイルCSが行われる京都外回りにより向いているのは、シュネルマイスターだと思っています。

ただし、シュネルマイスターに関しては、当日パンパンの良馬場であったときに、馬券圏内に来る(セリフォスよりも先着する意味での)信頼性が高いという評価であって、1着になれるかというと、何かに出し抜かれるかもしれないと思っています。あと、少しでも馬場が緩くなったらセリフォスが先着すると思います。

以前の稿で取り上げたとおり、シュネルマイスターという馬は牝馬がいると勝ちきれないからです(笑)

では、出し抜く馬は何かというと、枠順を見てから判断しますが、内ラチ沿いをある程度先行できる馬になるでしょうか。

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