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09 ロシュフォールの恋人たち

はじめに

サムネをみたときに、ふたりの女性のお洋服がかわいくて、ソファに腰掛ける構図がすてきで、みてみたかったの。ミュージカルだってことは、予告編をみるまで知らなくてびっくりしました。映画詳しくないから許してね!

あらすじ

ロシュフォールに住む双子の姉妹、ソランジュとデルフィーヌ。ソランジュは作曲家、デルフィーヌはバレリーナを目指しているが、すてきなひととに巡り合い恋人になるのもまた大きな夢。もうすぐ街はお祭りだけど、ふたりの前に、お祭りのためにやってきた青年エチアンヌとビルや、画家志望の水兵マクザンス、音楽家のアンディや楽器屋のダムが現れる。
っていう感じなんだけれど、正直明確なあらすじがなくて、あらすじを伝えようとすると登場人物紹介になってしまうよ!歌と踊りがたくさんで、もはや会話より歌の方が多くて最高にハッピーな感じだよ!!

感想

なんだかこれもみたことある感じと思ったら、やっぱりラ・ラ・ランドがオマージュとしていた作品だったみたい。メインで流れてる曲、どちらも一緒です。高速道路で踊りまくるシーンも、たぶんそうかな。この作品では、橋の上になってる。

双子のふたりが歌って踊る、そして演奏する双子座の姉妹の曲が最強にかわいいんですよ……フランス語、聞きなれなくて、でも聞きやすくて、耳どおりがいいというかうつくしくてうっとりしちゃう。ソプラノリコーダー、片手だけであんなに曲吹けるものなの……?私の知ってるソプラノリコーダーじゃない……。

水兵のマクザンスがイケメンなんだよなあ。これもはじめのほうにソロがあって、顔と声がよくてうわーってなる。楽器屋のダムも低いやさしい声で眠くなりそう……すき……。

あとね、女性がかぶってる帽子がすんごいかわいいの……こんど絵にかいてアップしたい。ぜひみてほしい。リボンがふんだんに使われたおそろいの帽子とか、お花たくさん乗せた長いリボンのゆれる白い麦わら帽子とか。お洋服や家具や街並みもカラフルで、華やかですてき。

やっぱりあなたジーンケリー氏ですよね!?まさか出てくるとは思わなくてかなり驚きました。「雨に唄えば」と「巴里のアメリカ人」で、最近ちょうどお姿をみていたからね。ジーンケリー氏の映画みてばかりだね……!この映画内ではあんまりタップダンスシーンはないのだけれど、やはりこの方はタップダンスしてた、さすがだ……はたしてこれいくつのときの映画なんだ……!?

最後の方、ソランジュも母のイボンヌもハッピーエンドだけど、デルフィーヌは……?みたいな気持ちになったの。だって、マクザンスとすれ違いまくるから。おじいちゃんはそこでデルフィーヌを呼ぶなよあああ会えないじゃんかあ!!みたいになるから。でも、それは一瞬でした安心してね!!!最後の最後で!ほえっ!?ってなるから!!想像力を掻き立てるラストです。


それではまた、文字の海の中で。

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