なぜあなたの計画は成功しないのか
こんにちは、のろっこです。
今この記事を読まれているあなたは、夢や目標を持っているでしょうか。
夢や目標という大それたものでなくとも、何かを実現させたいという欲求は、多くの人が持っているものだと想像します。
それを実現するには、まず計画が必要だと考えます。
その次に、その計画を実行し、目標に向かって着実に歩いていく必要があると思います。
さらに、その計画が実際に効果のあるものだったかを検討しながら、修正していく必要があると思います。
いわゆるPDCAサイクルというものです。
PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)というサイクルを回す、ビジネスによく用いられる技法です。
このような技法は様々なメディアが取り上げているので、「知っている」という方は多いのではないでしょうか。
知っていても、実際にPDCAサイクルを回せる人は少ないように思えます。
では、なぜ多くの人がPDCAサイクルを回すことが出来ないのでしょうか。
それは、「計画」を考えることに慣れていない人が多いためだと筆者は考えます。
計画を考えることは実に難しいことです。
旅行の計画などの「具体的な計画」ならば、考えるのは難しいことではないかもしれません。
しかし、夢や目標という「簡単には実現し得ない物事の計画」というのは、何から考えればよいのか分からないことが多いです。
この違いはなんでしょうか。
それは、「実際に行動している自分を想像できているか」の違いだと考えます。
要するに、「計画をする時は、実行可能なレベルまで目標を分解する」ことが重要だと筆者は考えます。
例えば、「プロアスリートになる」という夢があったとしましょう。
その場合、まず「経済的な条件」「肉体的な条件」「環境的な条件」などの要素に分解できます。
そして、それぞれをまた分解していきます。
例えば経済的な条件であれば、「準備金として100万円を用意する」というような目標を設定し、「月給15万以上のバイトを始める」「給料の20%を毎月貯金する」など、実行可能なレベルまで分解します。
この時、目標を数字で表現すると、実行可能な目標になりやすいです。
また、数字で表現することで、いつまでに達成できるのかというスケジュールを考えることができ、目標を達成した自分を想像することが出来ます。
ここで注意したいことが幾つかあります。
いくら実行可能な計画をしても、それを実行するのは一人の人間です。
目標が遠くて怖気づいてしまうことがあるでしょう。
筆者の経験からすると、ちょっとした考え方の転換で、それらを防ぐことが出来ます。
その工夫とは、より小さく分解した目標を、ひとつの「ゴール」として考えることです。
先ほどの例で言えば、「給料の20%を毎月貯金する」をさらに分解し、「一日の食事代は1000円以内にする」という目標を掲げ、その目標を「ゴール」と考えます。
もちろん「プロアスリートになる」ということをゴールとして掲げたわけですが、より小さく分解したものを一時的に「ゴール」と考えることで、小さな達成感を日々味わうことになります。
この「達成感」を味わうことで次のモチベーションにも繋がります。
そうやって日々小さな達成感を味わいながら、モチベーションを蓄積していくことで、より大きな行動力が生まれてきます。
そして少しずつ助走を増やしていくことで、より大きな跳躍を得ることが出来るようになります。
このように、夢や目標を計画するときには、目標をより小さく分解していき、数日単位での「ゴール」を設定することが重要だと考えます。
よく「コツコツと努力することが大事」というような言葉を聞きますが、努力だけではモチベーションを消費するばかりです。
筆者なりに言葉を変えると「より小さな達成を積み上げることが大事」と言えます。
内容を整理しましょう。
1.何かを実現するには計画が必要
2.計画は実行可能なレベルまで分解し、数字で表す
3.数日単位でのゴールを設定し、小さな達成を得る
大きくこの3つが重要だと筆者は考えます。
その他の細かいノウハウは、いずれ記事にすると思います。
ここまで、偉そうにつらつらと記事を書いてきたわけですが、筆者はまだ、夢を実現させたことが無く、日々PDCAサイクルを回しているところです。
(筆者の夢は「自由になること」です。どうでもいいですね。)
今回の記事が、何か目標を達成することに貢献できたのであれば、冥利に尽きます。
では、本日も小さな達成感を味わって良い一日を。
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