見出し画像

銀河街の悪夢が僕に渡したモノ

僕は高校を1度辞めている。同級生は大学1年生。僕は高校2年生。
高校を辞めた理由はいくつもあるが1番大きな理由はメンタルに異常をきたしたからだ。
「こんな苦労をしましたよー」と語るつもりはさらさらないが今まで1時間電車に乗って通っていたのが10分いや、駅のホームにも苦しくて立てない日々が続いていたのは今でも鮮明に思い出せる。

今では「あの時高校を辞めていてよかった」と思っている。
なぜなら、辞める前には持っていなかった「モノの見方」を得たからだ。
それと、こんなことを言うのもなんだが、あのまま高校に通っていれば絶対に自殺していたと思うからだ。

でも、今日の朝、本を読んでいるときにその考えが変わったかもしれない。
それをここに記しておく。
未来の僕がこの記事を読み返してどんな事を思うか楽しみで仕方ない。

失ったものの大きさ

「君たちはどう生きるか」の「人間の悩みと、過ちと。、偉大さとについて」を読んでる時だった。
ふと、「僕が今までで1番後悔していることはなんだろう」と思った。

真っ先に出てきたのは高校を辞めたことだった。
でも前述したように辞めてよかったと思ってるし、辞めていなければ自殺していたと思う。
ではなぜ後悔しているのか。あんなに辛いことを経験して僕は人生において大事なものを得ておいてなぜ後悔しているのか。

グワァーっと出た思考を整理しまとめた末、1つの結論に辿り着いた。
「失ったものが大きすぎる」

僕はとてつもなく辛い経験で莫大な量の経験値を得た。
その代わり、高校生活という経験値を失った。

僕は高校を辞め莫大な時間が手に入った。
その代わり、友達と無駄な時間を笑い合いながら過ごす時間を失った。

僕は友達を失った(人間不信になり友達のラインをブロック→削除しちゃったから)孤独に押しつぶされる時間を得た。
腹の底から笑うことが減った。(笑うとしたらYoutubeを見る時ぐらいだろうか)
ゲームとYoutubeを見て過ごして今日1日何にもできなかった自分を嫌いになる時間が増えた。

書けば書くほど辛くなるし、スラスラと書ける自分が空いし虚しい。

正直言って、ここ2年間ほど心の底から楽しいと思えたことがないように思う。
しかもこれが高校を卒業するまで続いていくような気がする。
それを少しでも紛らわすために最近 Youtubeを始めた。これがなかなか面白い。
撮影や編集。やったことないことを経験するのは非常に楽しい。

話を戻して、僕が精神病院に通っているときにほぼ毎日のように思っていたことがある。
「こんなに辛い日々もいつかは終わるかな?」と。
その時はこんな日々が終わるなんて想像もできなかったが今はこうして高校に行けてるし、駅のホームにだって立てる。辛い日々が終わったのだ。

だからいつか心の底から笑い楽しいと思える日が来ることを願って僕はこれから生きていくしかない。
「こんなに辛い日々もいつかは終わるかな?」と考えていたあの時のように。




https://www.youtube.com/channel/UC_wxsQk1DLmNxVUdyDsVatA








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?