見出し画像

二子玉川を“ニコタマ”と略せない。

■二子玉川というエリア

東京都世田谷区玉川に位置する
「二子玉川」駅周辺は、
“ニコタマダム”という言葉まで生んだ
センスあるママたちが闊歩する街の
イメージが定着している。そして、
そんな憧れを込めてこのエリアは
「ニコタマ」と呼ばれている。

玉川高島屋から二子玉川駅を見る。

この街にマスメディアがそんな
色付けをした根拠に、
「玉川高島屋」が寄与していることは
間違いないが、

玉川高島屋・南館(この右側が南館)


周辺の街並は「洗練」と言うより
親しみやすさが勝り、
私がよく行く中華
「ウェイウェイ台所」も
ボリュームがあって、
リーズナブルだ。

玉川通りから1本、裏に入るとこんな街並が連なる
路線図右端の「渋谷」へ急行で11分の距離にある。

私も「ニコタマ」と言えない

さて、その「ニコタマ」だが、
この短縮ワードについて
ふかわりょうさんが、
どうしてもそう言えないと「告白」している
(先日の『Sparkle Life』)。
実はこれには、MCの
本仮屋ユイカさんも
「私も」と言って同調していたのだが、
この私も「フタコタマガワ」と言ってしまう。
お二人が言えない理由は
明らかにされなかったのだが、
そこには自身がもつ
言語感覚が影響していると想像する。
誤解されては困るが、
これは“『ニコタマ』と言えない”層を
言語感覚が鋭敏と言っている訳ではない。

二子玉川駅前の信号(玉川通り)


短縮表現が苦手?

私の高校時代、駅までの通学路にある
喫茶店に入ることがあったが、
同級生は皆「サテン」と短縮していたのに
私は、ついに
そう言えないまま現在まで来た。

コンビニエンスストアは、
気づくと「コンビニ」と略されていたが
(どうやら89年頃から、らしい)、
いまは辛うじて言えるようになったものの
しばらくは「コンビニエンスストア」と
そのまま言っていた。

これは、性格的な頑固さ故なのか(認めてもいい)、
言語に保守的だからなのか(その傾向はある)、
天邪鬼の傾向が影響しているからか(何となく頷く)、
結論を出せないままなのだが、

そう言えば私は、

noter(ノーター)という言葉も
一度も使えていない。
理由は、
先に挙げた三つの内のどれかに違いない
(自らの言語感覚を分析してみるしかない。
ほかの理由の可能性も、ある)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?