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涙が出そうになるくらいに生きろ。

という
アルベール・カミュの言葉を
先週の「yes!〜明日への便り〜」で
紹介していた。

この言葉、
「涙が出る」という状況を、
感動の涙と受け取るか、悔し涙と捉えるかで
意味が大きく違ってくる。
                               
人生に涙が出る機会は少なくはない。
だから、あえて「涙が出そうになるくらい」と
言ったのは、
感動の涙を流せるくらいの人生を生きろ、
とメッセージしたかったと解釈できる。
                             
ただ、生涯「不条理」と闘ったカミュにすれば、
世の中の納得できないことを
甘んじて受け入れるのではなく、
悔し涙を浮かべながらも、
それをエネルギーに懸命に立ち向かえ、と
鼓舞する姿の方が想像しやすい、と
言えるかもしれない。

一生懸命に生きて、感動する瞬間を手にする。

やはり、そうなるのが一番いい。


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