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7/11カウンセリングほか

毎週木曜日はトラウマの克服を目指した週次のカウンセリングの日。
家から約1時間かけて、横浜上大岡へ。
今日のカウンセリングの振り返りをしたい。

戦禍を生きるsoldier

カウンセラーのTさんは、私のことをこう表現する。
いつも手には武器を持ち、一人戦場に立ち、周りの人に対して一方的に戦いを挑み続けているのだそう。
私には安全な基地が存在しておらず、砂漠の真ん中あたりで常に砲弾に打たれるような危険と隣り合わせの状況。

私のように養育者との間で愛着形成が適切にできていなかったり、過去の大きなトラウマを今に引きずっていると、人や社会そのものに対して、信頼したり、安心感を感じることができない。
要するに自分以外の人を敵に見立ててしまうので、常に戦闘態勢を敷かざるを得ず、四六時中防弾チョッキを身にまとい、武器を向けているようなもの。
正直生きているだけで疲れるし、人間関係なんてものは、からっきし上手くはいかない。

ただ幸いなことに、戦禍で戦う私は過去の傷つき体験に心を引き戻されているだけで、今が安全であることに気づいていないだけなのだそう。
だから過去の傷と今の安全を切り分けて考え、今が安全であることを意識することで、私の心の中に安全基地が作られ、そこでは安心して武器を下すことができる。
通りすがりのおじさんに、いきなり銃で打たれることなんてない、そう頭では分かっている。

だから、戦闘モードに入りそうなとき、イライラや怖さを感じた時、それは過去のトラウマ体験に心が引き戻されていることに気づき、立ち止まり、今の安全さを感じることを日常生活の中で何度も繰り返している。

ただ、毎晩人に追われ、何らの形で殺されてしまうのは、夢であっても結構ツラい。これもトラウマのフラッシュバックなんだと割り切るべきなのか・・

その他振り返り

カウンセリングから帰宅後、せめて1時間は歩こうと思い、エレベーターで1Fへ降りる。ドアが開いた先にいた、ベビーカーを持ったお姉さん、その私への冷ややかな視線を見た瞬間に、私の中でプツンと何かが外れたような気がした。
ああ、私ってそういう目で見られているんだ、あのお姉さんは、世の中は安全な場所だと教えてもらって育ち、自信をもって生きているんだろうなと。
私には、お姉さんがそう映ってしまった。

もう、その後は負の感情がドミノ倒しのように襲ってくる。周りに歩いている人が、何の不安もなく、楽に生きているようにしか私の目には映らなくなる。
そんなことないと頭ではわかっていても、負の感情が大津波のように私の
心に襲い掛かるような感じ。周りで起こっていることすべてが、敵に
感じてしまう。
結局、歩くのもつらくなり、浜町で折り返し、図書館で予約していた本を借りて足早に家に戻る。
今日は少しばかり涼しかったので、ゆっくり散歩したかったなあ。

以前に比べれば、こんなパターンに陥ることはかなり減っている、けれどもたまにこうやって過去の傷に引き戻されてしまう。
まあ、今日も家に戻りシャワーを浴びれば、何とか元の私に戻れる。
着実にレジリエンス力は伸びている。

明日は、きっと前向きに、もっと楽に生きれるはず。大丈夫大丈夫。
今日も1人で育児に奮闘してくれる妻へ、ありがとう😊

大津波に襲われながらも、何とか自炊
今日も飲まずに寝れそう

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