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B線TNS日記11 泳げ、次男!

某月某日 TNSにて

今日は次男が週1で通うスイミングスクールのレッスン日だった。

2年半ほど前に体験クラスをお友達と受講して、「続けたい。泳げるようになりたい。」と言うので続けさせることにした。初めは1秒水に顔をつけられるかどうかのところだった。今ではクロールと背泳ぎで25m泳ぐ練習をする段階まで上達した。級が上がるにつれ、レッスンの開始時間も遅くなり、毎週水曜だけは、いつもは夕飯を食べている時間にプールの中だ。

練習を終えて帰宅したらすぐ入浴させる。その後夕飯を食べるのだが、その頃にはかなり疲れている様子だ。でも、「今日スイミングどうだった?」と尋ねると、「楽しかった!!」と答える。その目はキラキラしている。

正直、ここまで続くと思っていなかった。レッスンに行くのを少し嫌がっていた時期もあった(順番待ちの時に他の生徒からちょっかいを出されていたらしい)。

初めのころは遊びの要素も取り入れてのレッスンで楽しそうだったけれど、今では真剣な練習だ。小さい体で何本も泳ぐのは大変だと思う。私も水泳経験者なのでわかるが、他のスポーツと比べて水泳の練習は単調で孤独だ。ゴールを決めたり、ヒットを打ったりするでもないので、自分の上達を自覚することも少し難しい。

でも彼なりに頑張れているのはコーチたちの子供たちに対する関わり方が良いからだと思う。

顔をちょっとしかつけられなくてもとにかく褒める。進級できなかった時にこそ励まして、「もう少しだよ、一緒にがんばろう」の声掛けをする。いつも笑顔であいさつをしてくれる。

特に、コロナの影響でレッスンができなかった何か月か、SNSを利用して毎日のようにコーチたちが家でできる体操の動画などをアップしていた。子供たちの頑張る気持ちをぷっつりと切れさせないためのアプローチだったと思う。感謝している。

語学の勉強にしてもスポーツにしても、途中で面白い、楽しいと思う気持ちが薄くなり、継続することが面倒になる時期が来る。私のダイエットなどそのよい例だ。やる気が続かない。そんな時、そんな気持ちを責めるでもなく、一緒に頑張ろうと励ましてくれる人がいるのは心強い。

継続は力なり。泳げ、次男。

今日のDKB(男子高校生弁当)

おにぎらず

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