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ユアデイズ パラレルワールドの若者たち

この夏、週1くらいのペースで、「小説 ユアデイズ」を投稿している。昨日第6話をアップした。

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当初は第1話の「皿を割る」だけを書く予定だったのだが、書き終えてこの主人公たちでもっと何か書きたいと思ったのと、読んでいただいた方たちから、ありがたくも「続きが読みたい」とのリクエストをいただいたりもして、続けて書くことにした。

当初の登場人物は、主人公「ゆう」、バイト仲間の「リサ」、リサの祖母の「ばあば」の3人だけだったが、毎回ぽつぽつと新しいキャラクターが生まれている。

みなさん、お気づきかもしれないが、この物語にはマスク姿の人も出てこないし、主人公たちはオンライン授業を受けるでもなく普通に大学に通い、バイトをし、映画を一緒に観たり外食も楽しんでいる。

時代設定は2021年の夏~2022年の春。パンデミックが起こらなかったパラレルワールドの東京の物語なのだ。

つまりこれは、今の若者たちが享受できたはずの青春の物語だ。なので書いていてとても悲しくなることがある。

ちなみにこの小説は全くプロットを作らず、サブタイトル(「足を挫く)や「柿を剥く)など)を適当に「~を~」という一文で作って、そこに当て書きしている。つまりタイトルを先に設定して大喜利的に書いているのだ。

これがとても勉強になる。即興曲を作るみたいにワクワクするし、脳がめちゃくちゃ刺激される感じだ。←どういうこと???

パラレルワールドの若者たちとばあばがどんな道を進んでいくのか、私も楽しみだ。

これからも読んでいただけたら嬉しいです。

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