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夫のトリセツ (黒川 伊保子)
(注:本稿は、2020年に初投稿したものの再録です。)
「定年夫婦のトリセツ」「妻のトリセツ」と読んできて、ここまで辿り着きました。
流石にこの手の黒川伊保子さんの著作は、当面これで打ち止めにしましょう。
さて、このシリーズ、著者としては「妻のトリセツ」は “夫”に、「夫のトリセツ」は “妻” に読んでもらうことを期待しているとのことですが、確かに本書は “妻” にも読んでもらいたいと思う内容ですね。
ともかく、著者が繰り返し訴えるメインメッセージは、
(p153より引用) つらい一日を過ごした後の女性が欲しがっているのは、正論(問題解決)じゃなくて、共感とねぎらい。それさえあれば今日一日が無駄じゃなかったと思えるからだ。
そして、本書からの最大のギフトは、「世の中には私と同じような “夫” が大勢いるんだ」という同病相憐れむという慰めでした。
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