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なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか? (岡崎 大輔)

(注:本稿は、2020年に初投稿したものの再録です。
   この投稿以降しばらくはあっさりとした内容が続きます。)

 物足りなさを感じ続けながら読み進めた本ですが、「アート“で”学ぶ」というくだりでようやく少し腹に落ちました。
 “「事実」と「解釈」を分ける” とか、“そのように思わせた(解釈させた)理由(根拠)を作品の中から見つけ出す” とかの方法論は、改めて参考になるところがありますね。
(もちろん、アートへの対し方として、こういうアプローチが相応しいか否かについては、まったく別の議論があるでしょう)

 しかしながら、本書を手にとった多くの方がおそらく等しく感じるように、「タイトル」は流石にどうかと思います。
 タイトルから想像するであろう内容と実際の著者の主張との間には、かなりのギャップを感じざるを得ませんから。



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