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十日に一度


朝早く目は覚める

でも寒くて蒲団から出られない

十日に一度の神様詣で

いい天気
電車の中、青空を見上げてる
乗り換え駅で
知り合いに声をかけられ
一緒にゆく

その人は数年前に息子さんを亡くされる
自分よりも若い子供を亡くすのは
どんな気持ちか考える

いたたまれない

それでも淡々と話をされる

おやさまは時折その人に亡くなった息子さんの話をされる
「あぁ、息子はいつも私の側にいる」そんな風に感じると
癒されると
わたしに話をしてくれる
子を亡くした親の気持ちは計り知れない

人間はいつかあの世に還る
あの世では肉体のない
同じレベルの魂が集まって村をつくる
気持ちは全て通じてしまう

この世は修行の場
気の合う人ばかりだと
人間は成長しない
ダイヤモンドのようにギシギシと
けずられて
磨かれる
それが無ければあの世と同じ

十日に一度の神様詣で

今日の教えはこの世は修行
おやさまはいつも手を変え品を変え
繰り返す
教えの話しは深みにはまる

今日からはお話のあとに三分間瞑想をする
三分経ったら銅鑼がなる

その三分は案外長い


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