何かが違う

周りの人はみんな、私は悪くないという

しかし何かが違う、そんな違和感が私の中でぐるぐる回る

えっ？何がどうしたの
分からない、分からないふりをしているだけの私

本当は分かっているんだよね

人の痛みを我がこととして、相手の痛みを感じられない私

やさしくない
わがまますぎる
つめたい

他人に尽くしたことがない

見せかけだけ取り繕うのがうまい
見えるものだけ追いかけている

これが真実の私、嘘でしょう

でも嘘じゃない

悲しくて涙も出ない

母の言う通り、親を尊敬してない私
父を憎んだ私、自分を変えようとしない私
自分しかかわいくない私

どこまで行っても最低な私しか見えて来ない
私の嫌いなあの人、この人よりも、自分自身が嫌いになる

頭を抱え、どうしたらいいのかを思い悩む

そんなの簡単、もう私の中で答えは出ている

人の痛みを我がことのように思える自分になること

見せかけのやさしさなんかいらない、もっともっと人に、人の心に寄り添えるものになりたい

自分自身に対しても、ずっとずっと投げやりな生き方をしてきた、丁寧に生きて来なかった
本当は自分もかわいく感じない私
自分をこの世から抹殺したいくらい大嫌いな私

何かが違う、私の生き方

自分の内側を掘ったら、ものすごい闇に出会った