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ホタテ貝の炭火バター焼き

浜焼きが美味しい季節ですね!今までは海の家や居酒屋でバター焼きまるごと食べるとそこそこいい値段でしたが水産でお世話になれば仕入れ値でいただけます!

自分で調理ができれば水産は最高ですね。今回は定番のバター焼きをやってまいります。

ホタテガイとは

ホタテガイ(Mizuhopecten yessoensis)は、二枚貝目イタヤガイ科に分類される貝の一種です。通常は約10〜15cm程、寒冷海洋性のため多くが北海道など北の産地であることが多いです。貝殻の一片を帆のように開いて、帆掛舟(ほかけぶね)さながらに風を受けて海中・海上を泳いで移動するという俗説に由来してホタテ(帆立)の名前がついています。

貝は深海にひっそりしているイメージですがホタテ貝はかなりアクティブに泳ぎ回ります。

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ホタテの貝殻はどっちが上?

20cmほどになる大きな二枚貝です。貝殻はふくらみが強い殻と弱い殻とが合わさっているが、ふくらみが強い方が右殻で上下が判別できます。殻の中央には大きな閉殻筋と主要な食用部位である貝柱があります。ヒモと呼ばれる外套膜の周囲には80個ほどの小さな眼点がついていますが、料理の際は取り払われることも多いです。開く際は貝柱を殻から切り離す必要がありますがからの膨らみが小さい方から着ることで一方の殻を皿代わりに利用することができます。

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食用以外の用途

殻はカルシウムを多く富むことから、学校で使うチョークやトラックラインを引く粉に加工されます。副次的に科学合成される酢酸カルシウムは環境に全く影響を与えない融雪剤として注目されていますが前述の教育資材を含めて加工コストが高いために導入は著しく普及していません。

エシカルやエコの観点では非常に利用価値の高い生態であることは変わりません。

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バター醤油投入

今回はヒモなどの部位もそのまま使いました。砂袋と中腸腺(ウロ)は切り離して貝柱を贅沢に使っています。しっかり洗わないと砂が混入しやすいので注意します。ホタテにはうま味成分であるアミノ酸、グルタミン酸、タウリンなどが豊富に含まれており。特有の甘味はグリコーゲンによるものだとされています。成分だけ見てもすごく元気が出そうですね。

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実食:ホタテのバター醤油焼き

刺身でもいけるタイプだったの出汁がジューシーな範囲で焼きすぎずにいただきます。隠し味に少々レモンを垂らしました。深みのある貝の出汁と濃口醤油が合わさって絶妙な味を引き立てます。このまま汁をご飯にダイブさせたいくらいです。

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まとめ

今回は食用以外にも貝殻が活用価値が高く、色々と使えそうな可能性が出てきました。水産では冷凍の取り置きも多いようなので記事内の加工を独自でチャレンジしてみようと思います。

次回もお楽しみに!@norinity1103 でした。

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