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#4 『気まぐれディスカバリー』 手軽に料理を彩るコモンタイムを栽培した

コモンタイムは代表的なハーブの一つで、大変汎用性が高くスープやシチュー、肉魚料理などに幅広く使われ、夏になると茎の先に淡いピンク色の花をつけます。2ヶ月前に 「ハーブ農園ペザン」で購入した苗が今じゃすっかり毎日料理に使えるほど成長しました。

コモンタイムとは

タイムは交配種を含めずとも多様な種類が存在して、基本種だけでも200を越えます。コモンタイムは魚介・肉料理の風味付けなどの香辛料としてもよく使われ、丈夫で無農薬でも簡単に育てられるので、育てて収穫しながら暮らしにとりいれるにはかなり敷居が低いハーブです。日当たりと水はけがよく乾いた場所を好みますがこれらの環境さえ整えれば自宅のベランダや鉢でも育てられますね。

コモンタイム
Common Thyme
学名:Thyme vulgaris
シソ科 イブキジャコウソウ属 常緑小低木

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名前ほど香りは強くない

分類での呼称に含まれるジャコウソウという和名ほど強い香りはなく、色々な料理に組合せた際も他のハーブほど主張は強くないです。今回の収穫では初どれということで陰干しでテストし見ましたが、想定していたより香りが飛んでしまいました。やはり香りを残したい場合はフリーズドライなどの加工法の方が良いかもしれません。

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多目的用途に加工・保存

今回はお試しなので百均で買ってきたケースにそれらしく保存してみました。今後はもう少し大きめの瓶に珪藻土の石塊と同封して備蓄やギフト用に生成しようと考えています。簡単にですがハーブティーとしてお湯に戻しただけでも香りが蘇ります。リラックス効果だけでなく風邪や喉の痛みに効能があるようなので、蜂蜜との相性も良さそうですね。

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実食:カレイの塩焼き〜香草をのせて〜

コモンタイムはやたらと白身魚との相性がよいです。魚に限った話ではないですが動物性タンパク質や脂特有の臭みを程よく取り除いて鼻通りのいいさっぱりとした味わいにしてくれます。今回は塩焼きでしたが今後はマリネや小麦粉で軽く焦げ目を付けたカリッとしたやつもやってみたいです。

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実食:惣菜屋のコロッケ〜香草をのせて〜

スーパーで売れ残っていたコロッケ。タイムセールで一個30円。クタクタになったころもですが、ノンフライヤー調理器にかけて余分なベタ油を飛ばしてカリッと蘇らせた後にコモンタイムをまぶしただけ。食卓が茶色くなりがちな惣菜でもノータイムで雰囲気オシャレに早変わり。

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実食:白山天狗ハムのサラミソーセージ〜香草をのせて〜

今回は徹底的にのせたがり!次回は下処理からの調理に挑戦しますが、コモンタイムの汎用性に触れていただきたく今回はドライハーブを乗っけただけの様子を堪能ください。チーズの燻製やシーチキンなどお酒のつまみと相性抜群です。なお、白山天狗ハムのサラミは僕の中で世界一コスパがいいと宣言している商品なのでご興味のある方はぜひお試しください。

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まとめ

今回のようにご家庭でも再現しやすいシリーズはどんどんやっていきたいですね。『気まぐれディスカバリー』では今後もドライハーブのユースケースをどんどん紹介していきます。

数回と食べ物がメインで取り上げてきましたが、ハーブは自宅で作れるカクテルなどでもいけちゃいそうなので、簡単レシピを公開していきます。

紹介したドライハーブはユーザーテスティングを経て商品化する予定ですので、ぜひその際はご賞味ください。

次回もお楽しみに、@norinity1103 でした。


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