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新たなおすすめのギアを紹介して、撤収をサボるの巻〜Function is Beauty〜 【雷鳥沢6日目】

テントの撤収が嫌すぎてなかなかやる気が出ないので、新たにメンバー入りしたソロキャンプの私のおすすめギアの写真を撮ったりなんかして、それをもとにギア紹介第二弾をすることにした。第一弾はこちら↓


1.mont-bellのメッシュギアコンテナ50

まず、いつものバックパック、私の旅の相棒のチャチャだが、あまり重たい荷物を入れると、かわいそうなくらいよれよれになってきているため、重たいキャンプの時は休ませることにした。
キャンプ用のバックパックは、色々と高価でクオリティの高いものがたくさん出ているが、そこをケチりたい私が見つけたこちらのリュック。
モンベルのメッシュギアコンテナ50リットル。税込で6160円。
これは、重い荷物を運搬するためのただの網の袋に肩紐がついている、といった形のリュック。別名:「おじいさんはシバ刈りに」である。(勝手にそう名付けた。ほんまに桃太郎のおじいさんが背負ってそうな形)
シバ刈りは、ただの袋なのでポンポン入れられるし、モンベルなので丈夫。そしてそれ自体がメッシュなので超軽量。チャチャよりも1㎏も軽い。
ただし形が不格好になるしスケスケ丸見え野郎になる。

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「mont-bell」のロゴの下に「FUNCTION IS BEAUTY」と書いてある。何か良い言葉である。
あまりに「おじいさんはシバ刈りに」感が強くなるため、自転車のかごにつけるゴム紐でボディを締め上げる緊縛技を導入。

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そして防災対策にゴミ袋に荷物を入れてみた。それでもなおスケスケで恥ずかしいのでカバーをかけて仕上げてみる。

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それにしても形が悪い。
横にゴミやらペットボトルを適当に突っ込んだせいもある。
それを差し引いても、とにかく安定も悪く、20㎏以上詰め込んで1時間山を歩くのには向いていないことが分かった。
いや、分かっていたが。
ウエストベルトも形だけのベルトだし、肩紐も食い込んで痛い。背中に薄いウレタンマットが入ってはいるが、背負い心地はイマイチである。そのウレタンマットを引っこ抜いてテントの中で座布団代わりにできたからまあ良いか、という程度。
やはり、チャチャの背負いやすさ、楽さ、安定感は最強だったなあと改めて思う。
チャチャこそが、Function is Beautyである。


車での移動時や、それほど背負って歩く必要のないキャンプ場に行くなら、このメッシュギアコンテナは最適のように思う。
軽いし、それこそシバ刈りのおじいさんのようにポンポン投げ入れるように詰め込めるし、パッキングに一切頭を使わなくて良いのが、撤収片付け苦手人間にはとても良い。
だが、ある程度の距離と時間を、これを背負って歩かないといけないハードな山でのテント泊には不向きだと今は断言できる。背負い心地ってかなり大事だと知った。


2.ダウンパンツにダウンシューズ

低体温寒がり冷え性冷酷人間の私は、寒い夜はとにかくダウンに身を包んでいたい。
ユニクロのプレミアムダウンジャケットに加えて、ダウンパンツとダウンシューズを新たに投入した。ダウンに身を包んで仕上げに寝袋、モンベルのダウンハガー#3に入り込めば完全防備であった。

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やはり下半身、足元の冷えを防御すれば寒さをほぼ制圧できるということを学んだ。
9℃の雷雨の夜も、むちゃくちゃ温かく眠ることができた。
ちなみに、アダムエロペの赤いダウンブーティーなどというアウトドアらしからぬ超絶おしゃれブランドのおしゃれアイテムを当時75%割引で購入できた時、「勝った!」と思った。何に勝ったかは謎だが、Function is Beauty,Beauty is Function!
寝る前に1日の最後のトイレに行っている間に、ダウンシューズの中にカイロや湯たんぽを入れて、テントに帰ってきてから素足になってそこに足を突っ込む瞬間が「ふぉー!ぬくぬく!」と叫びたくなるくらい最高だった。
靴下を履いたまま眠るのが窮屈で大嫌いな私だが、ダウンシューズはフワッとしているため、履いている感、窮屈さがないので履いたままで眠るのも平気。
naturehikeのも良さそうである。
冷え性冷酷人間はぜひお試しあれ。


3.Klymitの十字に凹んだピロー

もともと私は、スタッフバッグの中に衣類を入れてそれを枕代わりにしていた。それで十分だと思っていたが、100均の膨らませる枕を試しに使ったら、とても良かった。
やはり質の良い睡眠には枕が関係していると思い、今回、しっかり山でも熟睡したい私は、割と高めのKlymitの枕をわざわざ購入したのである。
しかし、高いだけあって効果は抜群。この十字の切れ込みのおかげで頭が枕から逃げないのである。空気を抜けばそれほどかさばらないし、この枕は高価なのだと思うと、それだけで催眠作用がある気がする。
とにかく、おすすめです。

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ちなみに寝袋、ダウンジャケット、ダウンパンツ、ダウンシューズ、枕、ジオライン(極厚のインナー)はすべて上のオレンジ色のSea to summitの袋に突っ込んで空気を抜いてぺっちゃんこにしてパッキングしている。ダウンは小さくなるからいい。

インド柄のバンダナを枕カバーにすると、楽しい夢が見られます、きっと。

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4.ちょっと低めのヘリノックス風チェア

これまでいろいろ試してきて、持ち運ぶ椅子ならもうヘリノックス型のチェアしかないと思っている。軽くて座り心地も良いのだが、私のテント、新幹線くんの前室内で使いたいのもあり、少し低めのタイプを買い直した。

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この椅子は、足を折り畳めばまだ更に低くすることができる(あぐらチェアになる)。いわゆる2WAYなのだが、そこまで低くしなくても、雨の中、テントを閉めても、我がテントの前室内で座れることができて大満足。
若者キャンパーと違って、長時間地べたに座り続けると体のあちこちがガタガタになるお体なので、少し荷物にはなるけど椅子は持っていくべきだなぁと痛感した。


5.mont-bellのソックオンサンダル

TEVAサンダルとkeenの派手サンダルだけで夏を生きているし、TEVAサンダルは靴下を重ねてもはや真冬以外通年ずっと履いているのだが、TEVAはスポッとぞうりのようには履けない。必ずかがんで手が必要になる。
keenの方はスポッと履けるが少し重い。
そしてどちらも濡れたらなかなか乾きにくい。
結局、ビーサンだとそのマイナス面は全てクリアするのだが、街ブラには履けない。
そこでこれら全ての問題を解決するのがモンベルのソックオンサンダル。
テン場でリラックスして過ごせるし、脱いだり履いたりも楽。街歩きも別に問題ない。軽い。靴下にも合わせられるし。
という訳で、今回はトレッキングシューズとこのソックオンサンダルの2足でOKだった。

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靴を揃えて脱ぐという行儀をすぐに忘れる人。


6.ベトナムのホーロー食器

アジアフェアで買ったホーロー食器。
本当は現地で買いたいものである。軽くて、カレー、ラーメン、丼の3パターンの私の好物メニューに使えるので良い。
平たいお皿は紙皿からアウトドア用のものまで意外と色々あるが、丼型は気に入った物がなく、メスティンをそのまま食器代わりにしてワイルドに食べていた。それで良いのだけど、一つ可愛い食器があると何となく嬉しいもんである。
軽さを追求し過ぎず、好きなものも持っていきたいタイプなので結局荷物が大量になるのだろうなぁ。割れないようにパッキングに注意したい。

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ラーメンもジャストサイズ。

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カレーライスもジャストサイズ。

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とにかく私にジャストミート。


7.無印良品のコスメポーチがメスティンにぴったり

メスティンのサイズにちょうど合うのではないか?と無印でこれを手にした時からそう思っていた。
買ってみてびっくりのシンデレラフィット。

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上蓋のメッシュポケットにカトラリー類がちょうど入る。
専用のポーチとして気に入っている。
容れ物が決まると、荷造り&片付けが捗るので良い。
余談だが、いつも使ってきた水色のスポーク(スプーンとフォークが1本になったやつ)が折れてしまった。ありとあらゆるキャンプ飯に突き刺してきたお気に入りだったので、無念である。

 

8.幻ボトル!!!

「東野幸治の幻ラジオ」のオフィシャルグッズ。
タイガーの魔法瓶なのでクオリティも良く、カーキ色も格好良くてお気に入り。
何より、水筒のどこにも「東野幸治」と書いていないのが最高。「幻」としか書いていない。知る人ぞ知るし、持っていて、「幻ボトル?!」と気づいてくれる貴重な存在の幻民を判別できるので良い。(今のところ、そういうセンスある仲間は、リルケミさんとうちの弟のみである…)

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ゲバラマグとの相性も良い。
ちなみに手前の三角形の青と白のインド綿のミニ鍋つかみもかわいいし、使い勝手が良かった。
コイツらはもうレギュラーいつめん、チーム「Function is Beauty 」である。


9.「かたお」と、いつものお気に入りギア

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まずはいつものギアを左から、
USB充電のヘッドライトはトイレに行くときに便利だし、
銀色のエマージェンシーシートも今回も役立った。
ソーラー充電のランタン「キャリーザサン」も軽くて大小2つとも余裕で6日間持ったし、
韓国のスティック型日焼け止めは手軽。

そして一番右端のゴルフボールを二つくっつけたみたいなひょうたん型の青いストレッチボール「かたお」
こいつで旅の合間にしょっちゅう凝りをほぐしている。
海外を旅する時も常に一緒。
若者ではないバックパッカーなので、体の凝りをほぐして生きないと動けないため、コイツの上で寝転んで腰や首、背中をごろごろやっている。仙骨にヒットさせるのがおすすめ。足の裏とかも良い。若くない(体を持つ)旅人は全員持った方がいいと思う。


最後に何度も見せびらかしている私のナイフ。

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一番のお気に入りはやっぱりこれ。
フランス、ルピュイの道を歩いていた途中にどこかの町の入り口の金物屋さんで買ったopinelのナイフ。
山登りの柄が彫られているのを山の中で使う楽しみ。opinelのナイフを使っている人は数多いるが、私とお揃いのデザインのナイフは見たことがないのがウフフである。
肉を切るのも、封を開けるのも紐を切るのも全部これ一本。


新たなお気に入りギアはこんなところだろうか。
1番最初に挙げたメッシュギアコンテナ以外は、今後もずっとレギュラー入りしそうな物たちである。


さあ、お片付け、お片付け。


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