今更スイッチ【世界多分一周旅会議⑬】
シルバーウィーク中に航空券を押さえようと心に決めていたのだが、後半の三連休は以下の通り。
目標を掲げたはいいが、カレーを大鍋で大量に作り、
テレビを見てオダジョーにうつつを抜かし、ごろごろ過ごして２日目の夜に焦り出したものの、
3日目、なぜかバスマティライスを炊いてしまい、残りのカレーと色々なおかずを合わせてオリジナル意味不明ターリーを作り、
そしていつものように、ダラダラと過ごしていたらいつの間にやら日曜の20時からのNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まり、「小四郎よ、悪い顔つきになってきたのう…」とドラマに夢中になってしまい、我に返ったら日曜が終わってしまい、私の週末はどこに消えたのだろうと途方に暮れる毎度のパターン。
名付けて「気づいたら鎌倉殿現象」を今回もやらかし、失われてしまった私の連休、シルバーウィーク。
私は、マイラーなためANAのマイルが貯まっており、コロナ禍で使えなかったせいもあり、今月末から期限が切れて少しずつマイルが消えていく段階に入ってしまう。
何とかマイルを使いたくて頭をひねり考えたのが「世界一周特典航空券のGET」なのだが、そもそも気ままな放浪旅をしたいというところから始まった私の構想と矛盾しているため、なかなか航空券を押さえることがやれないでいた。
追い詰められた挙句、日曜の夜は、「ああ、マイルなんか貯まってなければこんな思いをせずに済んだのに」とかそういう考えにまで至っていた。マイルに縛られてものすごく不本意である。束縛が何より嫌いな私は、今やマイルが憎い。束縛するやつとは別れたい。贅沢な文句である。
10月から燃油サーチャージ代のランクが上がって料金がさらにアップするとのことなので、なんとしても今月中に飛行機を押さえておきたかったのだが、間に合いそうにない。
と思っていたら、日曜の22時に急にスイッチが入ってPCを立ち上げてルートを考え始める段階に入ってしまった。
しかし、時間が足りなすぎる。
色々考えた結果、ざっくりと大きな州(アジアとかヨーロッパとかそういう分け方)の移動の分だけを押さえてしまおうと思ったのである。
①12月後半に
日本→タイ
②1ヶ月後(2月頭)に
タイ→インド
③半年後(8月)くらいに
インド→EUのどこか
④4ヶ月後くらいに
イギリスから南米
⑤2023年12月に
メキシコ→日本
もうこの5回分の航空券だけでいいや！あとはLCCと陸路移動を繰り返して、時期も電話して前倒しにするとかずらせばいいやと思ったのだが、そううまくいかなそうなのである。
まずANAのホームページで特典航空券の空きがあるかもチェックしつつ、Book&Flyでルートを作っていったのだが、問題がいくつか勃発している。
問題1:バンコクに行けるのか
バンコク行きがもう年末はほとんど空席待ちであった。
出勤最終日の予定の3日後に出国になりそうである。余裕を持って年末に出発したかったのに。どこか台湾とか中国とかを経由した方がいいかもしれない。じっくり調べたい。
問題2:「どこでもいい」のが難しい
EUに入るのは別にどこでもいいんだけど、それが裏目に出て選択肢が多すぎて大変。
Book&Flyで選択できても、空席無しや特典航空券の対象外の便が結構あるっぽい。これは詳しく電話して聞かないといけない。
ネットの有識者によると、シンガポール航空とポーランド航空とポルトガル航空が燃油料金がかからなかったり安かったりするらしいと聞き、チャンギ、ワルシャワ、リスボンを候補地にして検索したりして、訳が分からんようになってきた。そして本当に安く上がるのかを有識者の声を鵜呑みにせずに、ゆっくりちゃんと自分で調べたい。
問題3:インドからEUへの道
インドはビザいっぱいの半年滞在を予定し、飛行機も6ヶ月後にしておいて、インドに飽きて、早く別の国に移りたければ日程変更の電話をすればいいと思ったけど、インドからEUに飛ぶ飛行機の選択肢がそんなにない可能性が浮上している。常に空席が出てそうなルートにしておいた方が無難かもしれない。
これも電話で確認が必要だし、色んなパターンの日程で検証したい。
問題4:何故か半分インド問題
シェンゲン圏内は3ヶ月しかいられないため、念のためヨーロッパのラストをシェンゲン圏外扱いのイギリスにしておけば、多少延びても無難かなと思ったのだが、何か計算が合わなくて、旅行期間が一年をオーバーしそうである。(1年間の世界一周なのにインド6ヶ月間で計算してるからだぞ、オイ)
1年後の分までしかまだ飛行機を取れないという仕組みのせいで、2023年9月にEU以降南米、日本への残りの飛行機の全部を一応取っておいて、徐々にずらす作戦にしないといけない。かなり面倒くさい。
万が一、いや億が一、お金に余裕があれば、残りの航空券を捨てて、旅の期間を延ばして、LCCで飛んでもいいかなという気がしている。
そもそも12万マイルで世界を一周できる事自体ありがたくお得な話なので、南米以降のチケットを捨ててしまって自由さを手に入れても、まあ元は取れてるかなという考えを抱いている。一回日本に帰ってもいいし。途中でやめてもいいしな。世界多分一周旅だしな。
面倒くさくなるとこういう思考になる。
問題5:もう間に合わん説。なのにスイッチが今更入ってしまった件。
なんでこのご時世に、電話でのみ予約可能なのか、という不満は飲み込むとして、予約から発券するまでもタイムラグがあるらしく、今更やる気になってももう9月27日ですよ、平日ですよ、仕事ありますよという問題。
9月中に発券するなんて間に合わんやろという段階で初めて火がつく人、私。
参った。
ちょっと有休を無駄遣いして1日休んで徹底的に片付けてしまおうかという戦略が湧いてきている。
しかし、燃油代が安い航空会社を組み合わせれば10/1を過ぎてもそれほど料金アップしないのであれば、まだ先でもいいかなとも思う。
検証すべきことが多すぎることが分かり、余計に燃えてきている節がある。
もっとさっさと手を付けていれば…。
という考えは私には当てはまらない。
さっさと手を付けていたら、ここまでフル回転で考えられていない。
ごろごろしたり、テレビを見たりして休日を繰り返し、カレーを食べ続けるしかなかった。それしかなかったのである。
その時間が必要だったのである。
バスマティライスの炊き方noteを書いている場合でもないし、こんなnoteを夜中に書いている場合でもないが、仕方ない。
すべては仕方ないのです。
色々検証して全て終わったら、後に続く、どこかで延々とゴロゴロしているのに旅に出たいと思っている人のためにも、ちゃんとまとめたいなあと思っている。たくさんの有識者からアドバイスをいただいたし、私もたまには誰かの役に立つ情報を書いた方がいい気がしている。
そして、誰のためでもなく、こういう誰の役にも立たないnoteも書いておきたいとも思って書いた次第。
もう夜中である。
早く寝よう。
おやすみなさいませ。
毎週日曜恒例の世界多分一周旅会議。
ようやく腰を上げたという今回。
お疲れ様でした。
ここでやっとくべきだったね私。
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