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いつも、何やら楽しそう。

ファンクショナル・アプローチを使わなくても、仕事はできます。
しかし、ファンクショナル・アプローチを身につけると、仕事のやり方が変わります。ファンクショナル・アプローチは、事業、プロジェクトへ適用し成果を高める以外にも、効用があります。仕事への向き合い方が変わり、仕事のやり方が変わるのです。

1.問題解決が速くなる。(仕事が速くなる)
2.問題解決の質が良くなる。(仕事の質が良くなる)
3.問題を、問題と感じなくなる。(仕事が楽しくなる)

なぜ、速くなるのか?
本質を捉えることができるから、そして本質を捉えるスピードが上がるからです。
なぜ、質が良くなるのか?
本質を捉えたうえで、解決策を創り出すことができるからです。何をするべきかを、適切に把握できるからです。
なぜ、問題を問題と感じなくなるのか?
モノ・コトを俯瞰して観ることができるからです。対応の幅が拡がり、柔軟性が高まるからです。

端的にいえば、モノ・コトを、根幹と枝葉全体で捉えることができ、
どの枝葉を選び、どの枝葉を伐るかを、判断することが可能になります。
そして、枝葉を一層活かすことができるのです。

さらに付け加えるとしたら、
4.問題を見つけ出すことができる。(発見が増える)

なぜ、見つけ出すことができるのか?
本質を捉える視点と考え方を持つからです。そして固定観念を取り除くことができるからです。

そんな、都合の良い技術があるのでしょうか。
それが、「ファンクショナル・アプローチ」なのです。

木こりが大木を伐る前に、斧を研ぐという物語があります。
まさに、スキルを研磨すると、仕事のスピードが上がり、キレがぐんと上がります。

「もし木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を、斧を研ぐのに費やすだろう。」第16代米国大統領エイブラハム・リンカーン


何よりも、ファンクショナル・アプローチを使う人たちは、いつも何やら楽しそうです。

村上紀子

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