「鶏肉と蓮根のバター醤油炒め」お腹が空かない、胃の膨満感が気になる方の薬膳レシピ
冬になると、なんだかお腹が空かない…
ちょっとしか食べていないのに胃が気持ち悪かったり、膨満感がある…
ということはないですか?
これ、内臓が冷えていることが原因なんです!
私たちが「寒いね」と感じるときには、内臓さんはもっと寒がっています。
食欲不振や胃部膨満感は、胃腸からの「寒いねん!!」という声です。
きちんと声を聞いてあげね!
鶏肉と蓮根のの効能
神戸市中央区の漢方薬店で、漢方カウンセラーとして診断して10年。
「本物の中医学」で薬膳を伝えて15年。
10000人以上に中医学で心を笑顔にしてきた池田のりこです。
薬膳のセミナー、講演、企業様での研修、漢方薬のカウンセリング、レストランの薬膳監修などをしています。
夕方になると、足元から冷たい空気が上がってきますよね。
お風呂のお湯が上は熱くて下が冷たいように、空気も熱さは上に上がり、寒さは下に下がるのです。
足元から入った寒さは、内臓にまで伝わってしまいます。
薄着の人も要注意!!
胃の裏は背中なので、背中が冷えている人は胃も寒いのです。
胸の下から下腹部まですっぽり包む腹巻きがオススメです!!
鶏肉の効能
鶏肉の食性は温性なので、寒い冬にピッタリ。
五味は甘味なので、酸味との相性はバッチリです。
帰経(働きに行く内臓)は、脾と胃。
消化吸収システムにしっかり届きます。
効能は…
温中:胃腸を温める
益気:エネルギーの気を作る
益精:冬にバランスが乱れる腎を整える
填髄:腎を整えて骨髄、脊髄、脳髄などを作る
です。
蓮根の効能
れんこんの食性は、加熱すると平性です。
※生で使うと寒性
五味は甘味、帰経は心肺脾胃です。
効能は…
健脾:消化吸収システムを整える
開胃:胃を整える
止瀉:下痢を止める
固精:精の漏れを防ぐ
補五臓:内臓のバランスを整える
です。
鶏肉と蓮根の薬膳レシピ
鶏肉も蓮根も胃腸を温めながら整えて、パワーを作ってくれるものです。
一緒に使うと、冬で寒い内臓さんたちも喜んでくれます。
《材料》
鶏もも肉 1枚
▲片栗粉 大さじ2
れんこん 1節
A:バター 10g
A:しょうゆ 大さじ1
A:砂糖 小さじ2
A:酒、みりん、酢 各小さじ1
A:塩、こしょう 少々
A:にんにく チューブ1~2cm
ネギ 適量
《作り方》
①鶏肉を適当な大きさに切って、片栗粉をまぶしておく。
②フライパンで①を炒めて火を通す。
③れんこんを入れて炒める。
④火が通ったら、Aを加える。
⑤ネギを散らしてできあがり。
ネギも温めてくれますが、ブロッコリーを入れても冬の養生になります!
その他にも、今週はいろいろと作りました!
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それでは、明日も心と体とご機嫌を整えて、笑顔で過ごしましょ~♪
おしまい。
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