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頭で分かっている陰陽をハラオチさせるためにやっていること

生きていると人間関係のトラブルで凹むことも多いですよね。
最近ちょっと減ってきたな…と感じています。
まだまだ…ではありますが、陰陽をかなり落とし込めてきたからかな~と思っています。

メンタルが豆腐です…

心を笑顔にする薬膳師、漢方カウンセラーで国際薬膳師の池田のりこです。

実は私、メンタルが豆腐並みに崩れやすくて、傷つきやすいです。

「うそやーーん!!」とよく言われるのですが、これホント。

人間関係のトラブルや仕事のミスで、傷ついたり凹んだりすることも多いです。

陰陽がベースの中医学の専門家なので、陰陽についてはよくよくよ~く知っています。

でも、生き方や考え方においては、なかなか落とし込めずにいました。

頭では分かっているのですが、人生に活用できていなかったのです。

ビジネスの師のひとりである吉川聖弓さんが、人生と陰陽をとても分かりやすく話してくれるので、毎日繰り返し音声を聞いています。

今朝ちょっぴり寝坊をして、寝ぼけた状態でstand.fmの音声を聞いていたのですが、このフレーズで目が覚めました!!

「私は、豆腐メンタルで傷つきやすいです。
解決したように見えても実は解決していなくて、ネガティブな感情を一生懸命瓶に入れて蓋をしているだけなので、ふとした瞬間にガタガタ蓋がずれて、感情が溢れ出すんです」

「わかるわぁ~!!」と首を縦に大きく振りました。

私も瓶に押し込めてしまうタイプでした。

というか、今でもたまに「それ、入り切らんやろ?!」という量を押し込めて爆発することがあります…(笑)。

そして、疲れる。

もうなんどこのパターンを繰り返していることか…。


陰陽は同量である

陰陽については何度も書いていて、昨日も少し書いています。

お時間があれば、こちらも読んで下さいね。

何ヶ月か前にはじめて「陰陽は同量である」と聞いたとき、かなりの衝撃を受けました…。

これは数ではなく、エネルギーというか量として。

ものすごくひどい言葉を浴びせられて、心底傷ついて自信も失ったのが4月下旬のこと。

否定、批判、陰湿な手段など、めちゃくちゃ大きな「陰」でやられて、どうしても「陰」に意識が行ってしまう毎日でした…。

その前にもかなり「陰」にやられて精神的に参っていたので、さらに「陰」!!という感じ。

本当に辛くて、凹んで、再起不能なところまで落ちました。

でも、その同じタイミングで、全く逆の感情を自分に向けてくれている人がいました。

寄り添ってくれたり、無償で手伝ってくれた仲間たちです。

「マイナスがあれば、必ず同量のプラスがある」とそのとき感じたのです。

でも、当時は「プラスの人に対してだけ」ありがたいと思っていました。

マイナスのエネルギーで攻撃してきた人が「悪」くて、寄り添ってくれる仲間たちが「良い」という処理をしてしまいました。

そして、「忘れよう」ということばかり考えていたんです。

でも、その超絶マイナスな人がいなければ、プラスの仲間たちに感謝することはできなかったんだ…と今になって思います。

あの人がいてくれたから、私は周りの人に感謝できたし、「自分にも非がある」と思って勉強したり、自分と向き合う時間を持ちました。

その結果、今も忙しいけれど、とても豊かで落ち着いた日を過ごしています。

人間なので、今でも負の感情が湧いたり、凹むこともあります。

でも、そこからのリカバリーが早くなったんです。


マイナスのお陰で存在できるプラス

もしあの事件がなければ、「あなたなんて最低!!」と言われなければ、私は「自分が正しい」と信じて変わる努力もしなかったと思います。

大きな大きなマイナスのお陰で、まわりの人や環境に感謝すること、良いところも悪いところもまるっと自分を認めること、陰陽バランスについて深く落とし込むことができました。

「本当の自分」を知ったとき、ちょっと衝撃的だったし動揺もしたけれど、全身の力がヘロヘロ~と抜けて、「もうなんとでもして…」という気分になって、「ま、それでもいっか」と開き直れました。

なので、今では彼女にとても感謝しています。
よくぞあれだけの否定と攻撃をしてくれた…と。

私はできた人間じゃないので、3ヶ月も掛かりましたが、今ではとてもスッキリしています。

そして、今の自分の方が、あのときの自分より好きです。

ネガティブな感情を瓶に詰め込む前に、なんとかできるようになったり、もし詰め込んでしまっても「ちょっとノリコさん、いくらなんでも入れすぎちゃいます?!」と自分で突っ込めるようになりました。


陰陽の総量のバランス

辛いことや嫌なことがあっても、「それと同じ量またはそれ以上のギフトがこの裏に隠されている」と考えられる時間が早ければ早いほど、生きやすくなると思います。

誰だって、落ちるときは落ちるし、傷つくときは傷つく…。

でも、そこからいかに早く立ち直れるか…なんですよね。

悩む時間が増えれば増えるほど、命を削ることになる…。

素晴らしい自分ができることも、できなくなってしまう…。

それじゃ、もったいない。

とはいっても、やはり感情には逆らえず、振り回されることもありますよね。

そんなときは、その感情そのものとか、感情から発した言葉に敏感にならず、影響を受けないように距離を保っています。

『感情のプラス・マイナスは、陰陽が両方同じだけあるとハラオチすれば一喜も一憂もしない。
良いことがあっても、それと同じ量の悪いことは必ずある。
悪いことがあっても、逆の良いことが必ず起きている。
一喜一憂の「喜」も「憂」もバランスが取れる』

という言葉を聞いたときに、「一喜一憂するな」と友人にかつて言われ続けていたことを思い出しました。

めちゃくちゃ一喜一憂する人だったので…。

悪いことがあったときに「良いこともあるよね」と思える。
良いことがあったときに「調子に乗らず気を引き締めよう」と思える。

感情がポジティブでもネガティブでも、揺れ動いている時点で「どこかでポジティブとネガティブの量が同じだけあるんだ」と理解していれば、落ち着けますよね。


陰陽両方でものごとを見る

陰か陽かどちらかでしかものごとを見ていない人は、突然変わることがあります…。

「先生に一生着いていきます!私の師は先生だけです!県外からですが通います!!」と言っていた方が、2ヶ月後に他のスクールに行ってバンバンSNSに投稿するような…。

逆もあります。

「先生は私のことなんて分かってくれない…辞めます!!さようなら。先生なんて嫌い!!」と言っていたスタッフが、数年後にパート復帰したり…。

「良いところ」しか見ていなかったり、「嫌なところ」しか見ていないと、それだけで判断して態度が変わってしまうんですよね。

一面的なことしか見ていないから、ちょっとしたことで否定派になります。

良いところも悪いところも見てくれる、どちらも大事にしてくれる人と一緒にいたいですね。

ちょっと話はそれますが…

昨日、経営者の仲間と先輩たちとで食事をしました。

そこである方がこのようにおっしゃったのです。

「本当に嫌いな人の悪口なんて言わない。眼中に入れないのよ。
時間の無駄だから。
喧嘩をしたり苦言を呈するのは、好きなところもあるから。
否定をしても、こういう素敵なところもあるんだよ!と言うようにしてる」

まさに陰陽両方から見ている方だな…と思いました。

文句とか愚痴とかは言わない方が良いかもしれませんが、その人のことが好きだから、意見を言い合ってぶつかったり喧嘩したりして、その関係性を良くしていくんですよね。

感情を揺さぶってくる人は、います。

その方は、陰陽両方の見方ができない人…。

その人の感情から発した言葉や態度はあやふやなものであって、それに振り回されないようにしようと思います。

ポジテイブにもネガティブにも、「今だけだろうな」「今そう感じてるんだな」と受け止めると、気持ちが軽くなります。

中庸に戻る。

これは病気や症状のときによく言いますが、気持ちや感情も同じです。

中庸にいればいるほど、自分のエネルギーも安定して、感情や損得でものごとを判断せず、一喜一憂もせず、冷静に考えて深い決意ができるようになります。

すると、嫌な人が減っていくそう。

確かに、最近「嫌な人」が減ったように思います。

「嫌な人、3人言って」と言われたら、出て来ないかも…。

昔は、「あの人も、この人も…」とたくさん出ていたけど…(笑)

嫌な人は「ただ陰」なだけであって、その陰な人がいるから、陽の人が存在する…ありがたいことなのですね。


やってみて良かったこと

この数ヶ月間でやってみたことの中で、良かったことが3つあります。

  1. 一呼吸置く

  2. 記録をする

  3. 観察をする

私は感覚人間で、どうしても感情が先行しがち…。

なので、「いったん止まる」という意味で、一呼吸置くことを意識しました。

アンガーマネージメントでもありますが、いったん止まると冷静になれます。

そして、記録をすることで、自分というものを客観的に見るようにしました。

ノートとmuuteアプリを使っているのですが、ノートは朝や時間があるとき、じっくり向き合いたいときに使って、アプリは何か思ったときにすぐに書くようにしました。

mutteは設定しておくと「こんにちは、今はどんな気分ですか」とか「こんばんは、今日はどんな1日でしたか?」とお知らせが届きます。

感情を選んで書くこともできて、考えていること、感情と思考、よく使う言葉、感じていることなどをAIが分析してくれます。

私が「嬉しい」とか「幸せ」という感情と一緒に使っている言葉は、「美味しい」でした(笑)

ということは、美味しいものを食べていたら「嬉しい」とか「幸せ」を感じられるのだから、テンションが下がったときは美味しいものを食べよう!!となります。

ポジティブとネガティブを色分けしてくれるので、「今週は楽しかったんだな」とか「今週は気持ち的にしんどかったけど、がんばったよね」と自己分析もできます。

そして、またノートに向かって書いたり眺めたりして、自分会議をしています。

じっくり自分を観察することも、やってよかったと思います。

「こういうときに、こういう感情を持つんだなぁ」とか、「あ、今イラッとした!!どの言葉に引っかかったんだろう?」とか、自分にフォーカスして考える時間を多く取りました。

すると「一定の法則」が見つかったのです。

それからは「あ、またこのクセだわ」「あ、いつものパターンね」と思って、気がラクになりました。

毎日うまくいくとは限らず、思い通りに行かないこともあるし、できなくてしょんぼりすることもあるけれど、それも全部自分。

そう思っていると、確実に意識が変わって、目の前で起きる現象が変わってきました。

そして、不安が減ってきました。

もう少し続けてみようと思います。

今朝の聖弓さんの音声です。
ぜひ聴いてくださいね。

おしまい。

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