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13歳ではないけれど…

13歳からのアート思考を読みました。今回はこれまで謎だった事に気がついたので、その事について書きたいと思います。

アート思考についてもっと学びたいけど、それは別で。

それにしても、最近、「13歳からの…」や「14歳からの…」(これは別の機会に感想書くかな)と言う書籍を読んだのは若返りたい願望があるのはもちろんですが、これまでの教育について考えるのに良いかと思ったのと、子どもも読めると考えたから。

結果、私の分と子ども分と購入する事になるのですが、よかったのかな。むしろ私の方が勉強になった気がしている。

話は戻りますが、美術館や博物館へ行くのが好きだけど、作品が作られた頃の時代や背景、どんな技が使われているか等、知識が足りないことが多く楽しめないと思うことがありました。それでも行くのはなぜだろうと疑問とも思ってない事に答えが出たのは本書を読んでいる時でした。

そうか、私は自分なりの答えを探しているのか。

正解がない問題が多くなってきたと感じる現代。それでも正解を出す事を求められている。その正解も大多数の意見を集合したもので、原理でも真理でも摂理でも無い。

そんな日常だから、これが私の答えだと言える強さを感じたくて足を運んでいたのだと思いました。


今はコーチで少し前まで管理職兼システムエンジニアとして活動してました。

エンジニアとしてシステムに対する正解はあるのだけど、お客様の課題を解決する方法は一つではない、正解をお客様が分かっていればまだ良いのだけど、正解がわからないまま、案件が進むなんてことも。

コーチになって、その時のことを考えると、もっとお客様の考える答えをより具体的に伺う必要があったのだと感じます。所謂、要件定義と言われる局面です。お客様と一緒に答えを作れたはずですが、どこまでできてたのか。

それなりに経験も積み実績もあったので間違えてはいないのだけど、もっと聴けたはずで、もっと問いかけることができたのだと今なら思えます。

関係者の方々、要件定義手伝いますよ(笑)


本書に話を戻すと、読み進める間、常に「自分なりの答え」を意識し考えることを求められます。そしてそれがとても楽しいと感じます。

これまでのアートの変遷、何を考え、気がつき、答えてきたのか、それによってどんな変化が生み出されたのか、興味の尽きない内容でした。

自分に問いかけ、考え、自分なりの答えが出た時、それが表現として花開くのであれば、開いた花に自信を持つことが自然とできるんだろうと思います。

そして、アートの本質について語られますが、「自分のものの見方」で探求し、「自分なりの答え」を生み出すのがアーティスト。

それなら、エンジニアでもデザイナーでもない、アーティストになるのは今の自分に必要なことではないかと考えています。

思考のアップデートは途中ですが、アーティストなコーチになれる様に自分なりの答えを探し続けたいと思います。

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