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#8 サーチファンドと事業継承③

マッスル×アントレ社長のつぶやき第⑧弾です。サーチファンドと事業継承に必要なものは、経営手腕とマーケティングの再現性ですと前回お伝えしました。まさにこの領域こそが、レバレッジの源泉でもあるのです。

サーチファンドと事業継承①②では、企業買収を通じて経営者になる以前のプロセスについて共有しました。③④⑤については企業買収後 (PMI)にどんな方法でレバレッジするかについてお話ししたいと思います。

商売の鉄則は、消費財ブランドでも、旅館の事業再生でも、インターネットエンタメであっても、Saasのソフトウェアであっても、教育事業であっても売り方(ポジショニング)だけです。競争優位性価格戦略ですべて決まります。ユーザーが求めているものを適切なチャネルとタッチポイントで売るだけです。

マーケティングの世界では、認知×配荷×プリファレンスを高めなさいという表現が出てきます。空中戦でデジマの認知リタゲでコンバージョンを促すこともあるでしょう。時には地上トライアルサンプリングをすることもあるでしょう。顧客体験を通じてユーザーの本能や嗜好を刺激することも有効な手法です。全方位的に攻めるのか、選択と集中を取るのかはあなたのいるビジネス環境での戦略次第です。

事業継承で地方創生を目指す酒蔵や発酵ビジネスには、ブランドの歴史があります。製造過程にもストーリーがあり、クラフトマンシップの誇りを香りから感じることができます。まさに、認知×配荷×プリファレンスを高めることで新しい価値として生まれ変わり、経営手腕が問われる領域のひとつです。

最後に、事業継承のもうけの源泉も地方創生の座組み次第なので、売り方(ポジショニング)だけです。事業継承モデルとしてフォーマットができれば、マネタイズの方法は無数にあります。詳細を公開できる時期が来ましたら、有料コンテンツで配信したいと思います。

あとがき

商売でうまくいかない創業者や経営者を分析してきた結果、本質を理解しているプロに相談していないことが致命的な要因と結論付けています。特に経営の経験がない人こそ、この傾向が強いです。商売はそこまで甘い世界ではありません。競合は常に進化し続けて、あなたの顧客を資金力で奪い取りにくることを常に意識してて下さい。

次回予告

#9 サーチファンドと事業継承④


著者紹介

COCKTAIL PARTY創業者 | MBA経営修士号(豪州)
マッスル×アントレ社長 | 行動力とメンタル
連続起業家として九州・沖縄・アジアで100億円構想


経歴

外資系消費財メーカーのセールスマーケ・事業開発
外資系IT企業のファイナンス・経営企画・BizDev
外資系IT企業のマーケティング・BizDev(Saas)
データ教育の事業責任者(VPoE)
連続起業家・経営コンサル・マーケター・アナリストとして独立

経験業界

一般消費財・ソフトウェア(ファイナンス)・ECプラットフォーム・インターネットメディア・インターネットエンタメ・アダルトエンタメ・データ教育・行政・金融・観光(旅館)など、その他多数のマーケットでの経験値でビジネスをしています。


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  2. Twitter:https://twitter.com/toshinoridaah


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