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ヨガのおはなし

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アシュタンガヨガ、瞑想などの実践を通して気がついたことなど
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ごらん世界はすばらしい

ごらん世界はすばらしい

記事のタイトルはかつて参加したダンス公演のタイトルです。
公演のポスターはすっくと立つ葱坊主の写真だったような。
いろいろあるけど、日常はすばらしいよなという認識のもと作られた作品だったという記憶です。

今日アマプラで観た映画、『パターソン』もそんな映画でした。詩を書くパターソンの淡々とした日常。
朝起きて朝ごはんを食べて出勤して。。。月火水木と続くことがまるで韻を踏んでいるようで、この映画全体

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もうお腹は引き上げない

もうお腹は引き上げない

もはやお腹を固めるのは癖

お腹を引き上げる、お腹を引き込む、
長年あらゆる場面で気をつけてきたことです。
人前に出るとき、ダンスやヨガの練習のとき、もしかすると家事をするときもお腹を引っ込めていたかもしれません、良かれと思って。
そう、お腹が膨らまないように気をつけるのは体にとっていいことだと信じてきました。機能的にも見た目的にも。
なのでそれはもう習慣となり、いつも気がつくとお腹をかためて生活

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「いま、ここ」って

「いま、ここ」って

ヨガを実践していようが、瞑想を実践していようが生き物である限り病気はするし、怪我もします。当たり前ですが。
たとえ「神聖に」「淡々と」「楽しく」実践していても、肉体を持っている生き物なので、生まれてから死ぬまでの経緯を個人差はあれど当たり前に辿るだけで、病気にならない体が手に入るわけではないですね。
そもそもの病気や怪我というものの捉え方や、またそれが自分の身に起きたときの認識の仕方が変わる、見え

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瞑想会でのおはなし

瞑想会でのおはなし

「印を結んでいる感覚が途中からなくなって、不安に思って確認したらちゃんと結んでいました」と参加者のお一人がムドラー瞑想の後、そう話してくれました。
そのときに組んだムドラーは指が伸ばしにくく、つけるべき指もつけにくい形のものでした。
でもアーサナと同じで瞑想もただやるかやらないかだけなので、することといえば、組みにくい感覚を抱えながらもそのまま10分程度目を閉じて呼吸に意識を向けます。
そうすると

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