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キャリア見つめ直しのプログラムを作ります

ここ数回、2拠点生活の話を書いてきましたが、私自身の2拠点生活を通しての大きな変化の一つに、キャリアへの価値観、働くことへの意識が大きく変わったことが挙げられます。
やりたいこと、仕事を通して実現したいことが明確になり、仕事が楽しい!仕事がやりたいことに直結している時の勢いの強さを感じ日々を過ごしています。
その経験をベースにキャリアの見つめ直しのプログラムを作ることにしました!そのご報告です。

2拠点生活で起きた「働くこと」に対する意識の変化

私自身、2拠点生活を通して働くことに対する価値観は変わってきました。前にも少し書きましたが、東京とは違う場所で、全く違う仕事をしている人と出会い、1ミリも仕事のことを考えない時間ができ、仕事の以外の話題も増えると、同じ会社で同じ仕事をしているのに、仕事の捉え方が変わっていきました。
どう変わったかというと、「評価・昇格・年収・人の目」に対するこだわりが薄れてきています。会社を離れて、”私自身”で生活する時間が長くなったことが要因だと感じます。
仕事に対するモチベーションはそんなに変わらない。むしろやりたいことも明確になり仕事が楽しく感じられることも増えたのに、評価や人の目からは解放されている。
健全な意識で会社員としての仕事に取り組めています。

私だけではなかった!という気づき

この夏、友人が1週間滞在してくれました。その友人はちょうどキャリアの転機で「この働き方ままでいいのか。」という違和感を感じ、「やりたいことは何か?」を考えている時期でした。
そんな状況での1週間の長野滞在で、いつも接している人とはバックグラウンドも考え方もまるで違う人たちと対話し、その対話を通して多くの気づきを得て、腹の底から「この方向に進んでいきたい」と実感できていたように見えました。それは今までの「早く昇格したい。評価されたい。周りに専門性を認められたい。」というものとは一味違う、自分自身の内的動機付けがされた方向性でした。
1ヶ月以上も前の話ではありますが、その時見つけた方向に忙しくも充実した毎日を過ごしているようです。

変化するための要素を抽出してみた

この「働くこと」に対する意識の変化を引き起こす要素は何か。自分自身の経験と、友人の変化、そして周りで移住した人のマインドの変化を見て考えたことを挙げてみました。
私なりの仮説は、以下のポイントです。
その人の自身の状態・状況
 キャリアの転機を迎えた
(キャリアの転機:予想していたイベント(異動、昇格、転勤など)が起きた、予想外にイベントが起きた、予想していたのにイベントが起きなかった)
・ 今の仕事や働き方に対する「このままでいいのか」という気持ちや「何か違う」という気持ちを見てみぬふりができなくなってきた
・仕事がしんどいと感じている
場所
・いつも働いている場所・土地から離れた
・大自然(これは人によって違うかも)
行動
・バックグラウンドの違う人たちとの対話
・キャリアコンサルタントとのセッションを通した内省
 (一人でやらないことがポイント!後述)

変化の要素をプログラムとして再構成

今回考えている「キャリアの見つめ直しのプログラム」は先ほど書いた変化の要素をぎゅっと詰め込んでプログラムとして構成するものです。
いつもの仕事
いつもの友人
いつもの場所
そして、家族 と少し離れて自分のキャリアや価値観を見つめ直す時間を取る。
一人で考え込むのではなく、キャリアコンサルタントが一緒に内省を深める。そして全く違うバックグラウンドの人と会い・話し・発信する。
こんなコンセプトのプログラムです。

なぜキャリアコンサルタントとのセッションが必要なのか

私たちは「仕事では〇〇するべきだ」という強い信念を気づかず持って働いています。それは時には自分のモチベーションになり、仕事をし・学びを深める上で大切な信念です。
でも、その信念を抱えて何年、何十年と仕事をしているとその強い信念が知らず知らずのうちに仕事のモチベーションを阻害したり、仕事がしんどく感じられたりします。
例えば、「プロとして高い品質の資料を作らなければならない」という考え。
私の働いているコンサルティングファームでは当然この信念を持って働いている人が多いです。もちろん、大切な信念で、これがないと仕事にならない場面もたくさんあります。
ただ、この信念が、働くモチベーションを阻害することがあります。「1つの誤字脱字も、日本語の誤りも許されない」と強く気を張って常に緊張して仕事をし続け疲れてしまうという事態に陥ります。
当たり前のように持っている信念だからこそ、自分では気づけないし、内省しても信念の捉え直しにはつながらないんです。
それを客観的に捉え、掘り下げ、内省を深め、気づくところまで伴走するのがコーチ・キャリコンの役割です。
ちなみに、この信念に気づくことが、働くことへの意識を変えたり、気持ちを楽にしたり、人との差別化要素に繋がって行きます。

具体的なプログラムの構成

事前の棚卸し、長野での体験(1週間程度)、事後支援の3つのフェーズでプログラムを構成します。
こちらは具体的になったらアップデートします。

こんな人に来てほしい

・自分のキャリアについてじっくり考えたいと思っている方。
・「このままでいいのか。」「なんか、、、しんどい。。。」と感じる方。
・キャリアの転機を迎えて今後どうしていこうかと考えている方。
・起業したい!と思っている方、起業準備をしている方。
意外かもしれませんが、起業希望の方にも来ていただきたいです。起業前の準備期間にじっくり価値観に向き合い、自分を知った上で起業に向かっていってほしいと日々起業したいと相談を受けるたびに感じています。

興味あるかも!という方へ

まだまだコンセプトを具体化してプログラムに落とし込んでいこうとしているところです。

  • 記事の内容に対する感想

  • モニターやってみたい。といった要望

  • 過去に類似のプログラム受けたよ。といったコメント

是非お聞かせください。HPからお問い合わせでも、こちらのコメント欄に記載いただいても構いません。
一人でも多くの人が自分軸で、自分らしく生き、自分らしく働くことがでるように、プログラムのリリースに向けて頑張ります!


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