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KANSO建築

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スイスの建築士・大工のサシャ・シェア、日本の建築設計士の佐藤欣裕、ドイツの森林・環境コンサルタントの池田憲昭が立ち上げた人と自然と共鳴する建築のプラットフォームの考え方や事業を紹… もっと読む
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#調湿

温故知新を探求する —蓄熱(調熱)の子音を科学する

温故知新を探求する —蓄熱(調熱)の子音を科学する

11月8日のKANSOセミナーでは、KANSOの建築が主軸にしているマテリアルの「蓄熱(調熱)」と「調湿」について、科学的な実測データを用いて、より理解を深めたいと思っています。

https://kanso-in-misato.peatix.com/view

ここでは、セミナーのイントロダクションとして、蓄熱(調熱)について、理論的な解説をしたいと思います。簡潔に書いたつもりですが、SNSにと

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KANSOセミナー: 温故知新を探求する

KANSOセミナー: 温故知新を探求する

2023年11月8日(水)
14:00-14:45 ▶︎ KANSO美郷オフィスと工房の見学(リアル参加者のみ)
15:00-17:00 ▶︎ レクチャーとディスカッション(リアル&オンライン)

|参加費|
リアル参加者(最大30名まで): 5000円
オンライン参加者(最大500名まで): 3000円

|チケット購入|
https://kanso-in-misato.peatix.com/v

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解体後の廃材を積層パネルへアップサイクリング

解体後の廃材を積層パネルへアップサイクリング

2020年より、日本の佐藤欣裕と、スイスのサシャ・シェア、ドイツの池田憲昭のインターナショナルチームで、KANSOという名前のもと、自然と調和した「ローテク」の「シンプル」な建築のソリューションを提案、実践しています。

www.kanso-bau.com

現在、KANSOチームのモルクス建築社(秋田県仙北郡)の佐藤欣裕が、自社工房で、解体された建物の廃材(古材)を使って、積層木材パネルの製作実

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伝統とモダンの融合

伝統とモダンの融合

2つのオンラインセミナー を開催します。
自然のマテリアルの多面的機能と人間の知恵を合わせた建築の試みについてです。

2021年9月28日(木)16:30-18:30
KANSOウェビナー 「調熱」と「調湿」で、蒸し暑い夏を乗り切る
https://kanso2.peatix.com/view
講師:佐藤 欣裕(一級建築士)、池田 憲昭(森林コンサルタント)

2021年 10月7日(木) 18

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漆喰リフォームで調湿と防菌

漆喰リフォームで調湿と防菌

我が家の半地下にある2人用休暇アパートメントのキッチンを改修。

前の持ち主が施していた壁紙(ドイツによくあるオガクズが詰めてある紙)に、おそらく、過去20年くらいの間で2、3度、いろんな塗料が重ね塗りされている。

壁紙は、上に塗る塗料がシリカ塗料などであれば、ある程度の湿気調整はできるが、糊の層で遮断してしまうので、調湿能力は高くない。しかもウチの壁紙の塗料には何が使ってあるかわからない(たぶ

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KANSOモデルハウス「美郷アトリエ」が初めての夏を迎える

KANSOモデルハウス「美郷アトリエ」が初めての夏を迎える

www.kanso-bau.com

自然のマテリアルの多面的な機能を最大限に活かす、その中で蓄熱(吸熱と放熱)と調湿を主軸に置いた、暖房も冷房も機械換気も必要のない建物が、秋田県仙北郡美郷町の「もるくす建築社」の新オフィス「美郷アトリエ」として、今年春に完成しました。

元祖KANSOの建物を2014年に伴侶と一緒にスイス中央アルプスの麓に建設し住んでいるサシャ・シェアと、それに感銘を受けた「も

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