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尾道でロケ撮影

こんにちは。NORi(@noriko.matsui.photographer)です。

定期的に尾道に通っています。先週も4日間、尾道に滞在して、写真を撮っていました。わたしは撮影するときに、わりと悪天候に当たるのですが、今回は梅雨真っ只中ということで、しとしと雨に降られました。最終日は晴れましたが、逆に暑くなりすぎて、スタミナを奪われてあまり撮れませんでした。

東京で暮らし始めて5年になりますが、いまだに尾道の方が詳しいというか、尾道なら目を閉じても歩けるような感覚があります。尾道の、毛細血管のような道を網羅できたのも、時間が無限にあった20代だったからかもしれません。

それから、わたしにとっての海は、瀬戸内海です。小さな島がいくつも連なる海を見ると、とても安心します。太平洋は広くて、どこを見ているかわからなくなるし、日本海はなんだか怖くて、わたしにはほとんど波のない、おだやかな瀬戸内海がしっくりきます。

いつもモデルをお願いしている、ミス尾道の岡本百恵さんに、瀬戸内をイメージしたレモン柄の水着を着ていただき、因島のしまなみビーチに出かけました。

小道具の浮き輪を膨らませるのに、自力で30分以上かかって撮影前に血圧が上がりましたが、海はとてもきれいで、おかげさまで晴れ間もあって、さわやかな撮影となりました。毎度、わたしの思いつきに快くこたえてくれる、モデルのももちゃんにはいつも助けられています。

わたしのロケは悪天候がつきまとうので、室内の撮影場所もできるだけ確保します。尾道でも最近は、撮影用のスペースが増えてきたようです。

今回借りたスペースは、眺望が最高でした。尾道大橋や尾道水道、町並みを見渡せます。わたしが資産家なら買って暮らしたいほどよかったです。

室内では主に、映像を撮りました。元演劇部だったももちゃんが、ここでも活躍してくれました。わたしも、にわか監督に少しずつ慣れてきたような感じです。映像を先に撮ると、あとで撮る写真が楽になるというのもわかりました。


今回使ったカメラは、導入したばかりのNikon Z6。これまでのNikon D5と比べると、色の出方が軽くて、エッジがシャープな印象です。撮影時に最大限のトーンを残したいので、ピクチャーコントロールはフラットにしますが、Z6で午後の雨天時にフラットで撮ると、モノクロかなと思うくらいフラットでした。まだZ6のRAW現像を自分のものにできていないので、はやく慣れたいです。今回、Z6の軽さとバリアングルモニターには体力的に救われました。

東京に戻ってからは、ピックアップ作業とRAW現像をマイペースに行っています。撮影したデータを見直しながら、反省することの方が多いのですが、色々と気づいたことを、また次の撮影に繋げていきたいと思っています。


おまけ

ロケ撮影にかかせない、小型の扇風機。汗っかきなわたしには必須アイテムです。

NORi



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