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悲しみの感じ方

どうやら自分は悲しんでいるのだと気づいたとき

できればその感情には早く立ち去って貰いたいと思う。

支配されたくない
飲み込まれたくない

或いは

そもそも「なかったこと」にしてしまうかもしれない。

小さな箱にそっと入れて
目の届かない場所にしまい込んで

でも

そう簡単に大人しくはしてくれない

結局

いくら背を向けても追いかけてくるのだから

それなら最初から抱きしめてあげればよかった

そうか、悲しいんだねって。


いまはずっしりと感じるその重さも

時が経てば軽くなることを知っているから

だから

いいんだよ、おもいっきり悲しめば

ね、そうしよう?


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