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きょうも気になる東大寺

3月にニコニコ動画で修二会のライブ配信を視聴してから、東大寺が気になって気になって仕方がない。東大寺の僧侶が境内を案内されている動画をみたり、ホームページを眺めたり、noterさんの東大寺に関する記事を読んだり。

気になる、もっと知りたい、行きたい、応援したい!と熱が高まってきたところで、思い切って『東大寺友の会』へ申し込むと、数日後にはさっそく会員証が届きました。

東大寺HPより
善財童子でしょうか。これもまた私に似ていると言われました。

可愛らしい手帳の他にも催し物の案内などが同封されていましたが、その中で特に目を引いたのがこちらです。

この写真に、引き込まれます

修二会の声明が東大寺以外で聴ける、こんな機会はなかなかありません。
普通に聴くとなると、まず修二会会期中に二月堂へ赴き、お松明が終わったあと寒い中お堂に耳をぴったりと当てて、聞こえるかどうか・・。それが国立劇場で聴けるなんて幸せです。これは是非行きたい、いや、行きます!

今年は東大寺とご縁がある年なのかもしれません。

思い返してみると、奈良にはもう20年近く通っているのに東大寺を訪れたのは、ほんの数回。それも自分が行きたくてというよりは、一緒に行く人を案内するためが多かった気がします。やっぱり奈良と言えば東大寺の大仏さまですから。

あまりにも有名すぎていつ行っても(コロナ前は特に)人がわんさかいるので、人混みが苦手なのと、皆が行きたがる所へはあまり行かないという性格が作用し、なんとなく積極的には行かなかったのかもしれない。

けれど、情報収集をしていくうちに、私が今まで見てきた東大寺はほんの5%くらいなんじゃないかと思えてきました。
行ったことがない手向山八幡宮、戒壇院、指図堂では写経や写仏もできるようだし、法華堂は前回参拝したのが昔すぎて記憶もおぼろげ・・

予備知識なしで行き、ただ感じることに集中するのもそれはそれで良いけれど、いまは出来るだけ成り立ちや、どんな仏様がいらっしゃるのか知ってから行きたい気分です。なぜなら、この調べている時間そのものがとても楽しいから。さらに言えば、旅のあと現地で撮ってきた写真を眺めて振り返るのも好き。

今回東大寺が気になったのがきっかけで、2020年11月に行った時の写真を見返してみました。やはり・・良いですね。(しみじみ)
しばし、思い出し旅行記にお付き合いくださいませ。

みんな大好き大仏さま 右端の蝶々が気になります

この日はちょうど夜に、コロナ鎮静を祈る法要と笛奏者による奉納演奏があると知り、夜の大仏殿にも興味があったので、山の辺の道を歩いた後の筋肉痛を抱えながらもワクワクしながら向かいました。

11月の夜7時、もう外は真っ暗です。大仏殿内はライトで照らされ、大仏さま始めその他の像も、いつもの自然光で見るのとはまた違った見え方をしていました。

大仏さまの向かって左側 広目天
大仏さまの向かって右側 多聞天

照明効果で影がくっきり。なんだかいつもより迫力を感じます。

法要が終わり大仏殿を出たところでふと振り返ると、なんと!正面の窓が開いているではありませんか!
この窓は通常、元日と8月15日の万灯篭にしか開かれません。まさかこの日に窓から大仏さまのお顔が見えるとは。驚きと喜びでテンションが上がりました!ご縁に感謝です。

幻想的な夜の大仏殿

何度行っても飽きない、それが奈良。大好きです。

そんな大好きな奈良に次はいつ行こうか?
今日も東大寺本を眺めながらわくわくしています。

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