夏のウグイスと森散歩 ~7月~
大暑が過ぎ、その名のとおり暑い日が続いています。
私はあまり夏が得意ではありませんが、ヒグラシの声は好きです。夕暮れ時、窓を開けて彼らが奏でる音に耳を傾けながら食事をいただくとき、幸せを感じます。
それから、夏の空も好きです。
でもやっぱり暑いので、いつもの森に逃げ込みます。
森はさぞ蝉がうるさかろうと思われるかもしれませんが、意外にもそれほどでもありません。広大なせいか、野鳥エリアと蝉エリアそれぞれ住み分けしているように感じられます。
色々なかわいい鳥の鳴き声が聞こえるのですが、残念ながら野鳥に疎いのでなんという鳥なのかわかりません。こんど野鳥観察会でも参加してみようかな。
そんな中、唯一はっきりとわかるのがウグイスの鳴き声。一羽だけだと思うのですが、自分の存在を主張するようにあの美しい声を森に響かせていました。ウグイスの旬は、春だけではないのですね。
森の中とはいえ、この暑さでは汗がしっかり出てきます。
夏が苦手な理由のひとつが『汗をかくとべたべたして気持ち悪いから』だったのですが、森散歩を始めてから汗をかくということが不快でなくなってきました。むしろ、すっきり。
汗をかくことに対して抵抗がなくなったのは良いのですが、汗かく→放置する→冷房にあたるを繰り返していたら、肌のバリア機能が低下し、首に赤くかゆ~い湿疹ができてしまいました。お薬で治まってきましたが、夏も保湿が必要ということですね。
明日から8月。高温がずらりと並ぶ天気予報に気持ちが萎えそうになりますが、耳をすませると僅かながら夜の虫の音も聞こえるようになりました。季節はちゃんと進んでいます。
秋になったら行きたい場所を思い浮かべながら、なんとかこの暑さをのりきりたいと思います。皆さんもどうか熱中症などお気をつけて。
お気持ちありがとうございます。大切に使わせていただきます。